ハートネットTV「ある青年の死」

精神科病院で看護師に暴行されて亡くなられた陽さんは最初、うつ病と診断され、抗うつ剤SSRIを飲んだが、他人を殴ってしまったところで、統合失調症と診断を変えられる。私はここがそもそもの問題だと思った。番組では、殴った時に意味不明なことを話していた、と説明をしていたので、それで統合失調症と診断が変わったのだろうけど、SSRIを使っていたら、その副作用で暴力性が出てきたり、あるいは躁転したと考えたりするほうが普通じゃないのか? なんか、かかった病院が藪だったんじゃないのかと思った。
その精神科病院が陽さんに処方した抗精神病薬のリストが、チラッと映ったので一時停止して調べたんだけど、セロクエル600mgとか、もうCP換算値900を超えるような、無茶苦茶な量が出ているんだよね。これだけでも、どうなのかな、って思うんだけど、それ以上に、薬をコロコロ変えまくったらしいことが分かって、こりゃ本格的に藪だな、と思った。
でも、番組に出てきた京都の精神科医がカルテを見た感想では、量も種類も悪くない、ということだった。そうなのか? マジで? なんか患者の視点からすると、とてもそうには思えないのだが……。この精神科医は「精神障害者と付き合う作法を無くした社会」という表現を使っていた。じゃあ、いつなら、精神障害者と付き合う作法が存在した社会があったのだろうか? いつだって、精神障害者は迫害されてきたし、穢れのように扱われてきたんじゃないのか?

中盤から、陽さんが症状を悪化させていく話が出た。ここらへんで、流石の私も「ただのうつ病や躁鬱病では無いのかも?」と思うようになる。しかし、抗精神病薬の副作用の可能性も捨てきれない。一体どうなっているのか?
身体拘束については、私は精神科への入院をしたことがないので、他の人の話を聞いただけなんだけど、やっぱり、人間としての尊厳を奪われたように感じたとか、死にたくなったとか、とても否定的な感想を持った人が多い。まぁ見た目からも、そうだろうな、としか思えないけど。
番組内でも、拘束して恐怖から逆に暴れる患者のほうが多い、と看護師が言っていた。じゃあなんのための拘束なのか、と思ってしまう。自傷他害行為をする患者を守るため、とよく言われているが、そんなに危険な患者って多いのかなぁとか思ってしまう。考えが甘いのかな。

最後に、問題の病院の看護師らが匿名で出ていた。人手不足により患者よりも同僚の心配をしてしまう、みたいな。医療人として、あってはならないことだと思った。自分たちが仕事で楽をするために、患者をぞんざいに扱うなんて。こんな病院にはかかりたくないと思った。

1件のコメント

  1. 皆さん、「CCHR」をネットで、見て下さい。いかに、精神疾患の人達が、世界中で、酷い目に、合わされているか、解ります。精神病院の制度を、悪要して、犯罪、、財産乗っ取り、殺人さえ、行われて、しかも、見かけ上、証拠を残すことが無いので、罪に、問われることが無いのです。精神病薬は、毒物です。精神病を、治したデータは、ありません。では、どう、すればいい⁉️
    昔から、健全なる精神は、健全なる肉体に宿るという、ことわざがありますね。‼️
    クタクタになるまで、身体を動かし、運動し、美味しいと思う食事をし、上質の睡眠を取ることです。どうしても、眠れない時は、「ドラール」という睡眠薬、これは、依存性が無いので、、おすすめです。その他、カラオケで歌うと、気分爽快になりますよ。

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