こころの元気+ 2020年4月号 Part1

『こころの元気+ 2020年4月号』が届いて結構経ってしまったが、今号も楽しく読ませていただいた。

今号の特集は「私にとっての人薬と時薬」ということで、自分としては「時薬」はあまり実感するものが無いので、今回はスルーする。
「人薬」については、恐らく私が今のメンクリで精神疾患だと診断されて、それ以降に関わるすべての人が、人薬たりえるのではないかと思った。医師はもちろん、メンクリのケースワーカー、受付の方。福祉施設の職員や利用者。さらに私の場合だと、絵画教室の先生や生徒さん。そして、母や弟、義妹、甥姪。

何故こんなに多くの人が「人薬だ」と感じているのかと言うと、診断されるまで、6年くらい自室に引きこもって、家族とも誰とも話さない生活をしていたため、診断後の生活すべてが、とても治療的に働いていたからだ。
引きこもる生活は、もうそれだけで病的だ。今思えば、よくあんな何年も誰とも話さず、昼夜逆転の生活を続けてこられたもんだと思う。
それが、挨拶だけでも出来る相手がいることが、もう「人薬」なのだと思った。

支援センターの利用者には、特に利用を始めた当初、随分と助けられた。働いている人も、働いていない人も、みんなそれぞれ自分の心身をいたわりながら生活しているさまを見て、「あぁ、自分もこうすればいいんだ」と思わされた。
その後、併設施設のB型作業所で働くようになり、またそこの利用者にも影響を受けた。まぁそこは、最終的には悪影響しか感じられなくなって、辞めてしまったけど。
でも、辞めた作業所が無かったら、今の作業所にも「行こう!」と思わなかったかもしれない。それは強く思う。何も無駄なことは無かったと思っている。

そして、何よりも一番影響を受けているのが、絵画教室の先生だ。最初は病気を隠していたが、公表してからも態度を変えずに、いや正確には、追い詰めるような指導はしなくなって、多少指導が緩くなったくらいで、でも基本的には健常者の方と変わらない指導をしてくれて、今に至る。
普段、福祉職員くらいしか接点が無くて、甘やかされている感じがちょっとするのが、嫌だった。「無理しないように」とか「病気なんだから出来なくても仕方ないよ」とか。もちろん、作業所に毎日通えないとかいうのは、自分でも仕方がないと思う。無理したら症状が悪化するし。
でも、頑張っても悪化しないものもあって、私にとってはそれが絵画制作だった。作業所は休んでも、絵画教室は休みたくなかったから、ギリギリまで休まない生活を続けていた。

まぁそうは言っても、今は絵画教室の先生に、ちょっとした被害妄想があって、今後どうなるのか自分でも分からないんだけど、絵を描くことだけは続けていきたいと思っている。

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