知らないフリ・出来ないフリ

前にも書いた気がするけど、福祉施設や日常生活で「知らないフリ」「出来ないフリ」を演じることに疲れてきた。

例えば直近だと、生活訓練でマナー研修があった。しかし、私は若い頃に営業・接客の仕事をしたことがあり、その時の研修でそれなりの知識と所作は身についている(つもり)。
でも、生活訓練での研修では、みんな何もできないことを前提に話を進めているので、私が1人だけ「それ知ってます、できます」と言ったら、絶対浮く。
だから、知らないフリをして「えー、そうなんですか、初めて知りました」みたいなことを言って、その場をやり過ごしていた。

座学的なプログラムもそうで、これは以前の事業所のケースだけど、小学生レベルの計算ドリルを渡されて解くが、まぁ満点しか取れないわけです。わたし理系出身なんで。
それを「すごーい」とか言われまくるんだけど、何度も満点を取っていると、ふと周囲がドン引きしていることに気が付く。そして、職員も私にドリル系のプログラムをやらせなくなる。
かといって、計算をわざと間違えるというのも自分の性格的に無理なので、最初からやらせてもらわないほうが丸く収まるのかな、と思ったりした。

これが以前勤めていた職場だと、知らないフリ・出来ないフリは致命傷になりかねない。下手すると「使えない奴」扱いされて契約を更新してもらえない。知ったかぶりはいけないが、知らないフリも危険だ。
元上司や弟、義妹たちと話していて「本当に気楽だなぁ」と思うのは、知らないことは知らないと言えること、それに対してバカにしてこないこと、知ってることは知ってると言えること、それに対していちいち凄いと言ってこないこと、そこらへんだと思う。

知らないフリとかって、どこまでバレてるんだろうね? なんか、根っこからバレていたら恥ずかしいな。上手い「知らないフリの仕方」って無いかな?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。