こころの元気+ 2022年5月号感想2

今月号の感想の続き。

「じょうずにかわす怒りの気持ち」は今月号もとても参考になった。
特に「期待は伝える」は、私は「言わなくても察して欲しい」をやってるなーと振り返って、これは直したほうがいいな、と思った。
「不機嫌は無視する」は難易度が急に上がっちゃったな、と思った。ちょっと実践は無理な気がする。
「私かそれを主語にする」も難しいなぁ。「あなた」を主語にしたほうが、多分責任を相手になすりつけられるから、便利で楽なんだと思う。ちょっとやってみよう、で出来るようになるとは思えないな……。

普段は「べてるの家の当事者研究」は読まないのだが、なんかちょっと気になって読んでみたら、すごく壮絶なお話で、ぐいぐいと引き込まれた。看護師がここまで患者に寄り添う仕事だとは思わなかった。ここまでいくともう伴侶だろっていう。
精神疾患で死ぬ、というと、すぐ自死を思い浮かべるが、実際には健常者と同じ病気で死んでいく人もいるのだなぁと思った。

「認知療法をじょうずに使ってみませんか」は久々に真面目に読んだかな。
コラム法で失敗して以来、苦手意識を持っていた認知行動療法だが、今回のお話は私の持論にも合致するもので、興味深く読んだ。
「気力が湧かないときにずっと休み続けるのは逆効果」という説は、本当に実感する。障害1級ならともかく、2級で何年も毎日ゴロゴロしてるのはちょっとあり得ない。
今月、私は丸々一カ月休むつもりでいたのに、気が付いたら毎週数件の予定が入ってしまっていた。全然休めていない。でも、それで意欲を維持できていると思うし、このまま新しい作業所なり何なりに復帰していくのも、それほど難しいことではないかな、と思う。
紙面で紹介されていた「ハートランドごほうび大全集」は、とりあえずファイルだけダウンロードしたので、少しずつ読んでいきたい。

「つっちーのショーガイ学習」で感想を書いたことは珍しいかな? 今回は「過去は変わらない、変えられない」みたいなことがテーマだったように思う。
これも本当に納得できるお話で、過去のことを思い出してはクヨクヨしてみたり、あるいは逆にイライラしてみたり、といったことが多かったけど、最近はあまり考えないようになったと思う。

今月号は普段以上に考えさせられる記事が多くて、私の投稿は載っていないけど、いつでも読み返せるように保管しておこうかな、と思った。