絵画教室へ行ってきた

月1回の絵画教室へ行ってきた。
今日は、以前使っていたスケッチブックを持って行く予定だったが、朝からにわか雨が凄くて、本当に絵に描いたように降ったり止んだりを繰り返していたため、濡れたら嫌だから持って行くのをやめた。一応、先生にLINEをして許可を取っておいた。

講座では、いつもどおりに制作に打ち込んだ。
葉の色が明るすぎる、黄緑色が強すぎる、という先生のご指導で、全体的に暗くしたのと、元写真に忠実に描きすぎて、逆に不自然になっている輪郭などを、絵画映えするように修正してもらったりした。修正は、これこそアナログ絵画の面白いところだよなぁと思った。

描画の技法にもかなり気を遣った。今まではモヤモヤした塗り方をしていたけど、今回はそれを封印し、相当意識してモヤモヤしない塗り方をした。マジで頑張った。気を抜くとすぐモヤモヤさせてしまうので、注意力が試されたと思う。
っていうか、何度かモヤモヤさせて、慌てて修正していた。なんだろうなぁこのモヤモヤは。手癖?

いつもは1時間半で終わるところだが、今日は先生のご予定が無かったので、2時間、12時までご指導いただいた。
私は仕事で数時間作業をするようになってから集中力が身に付いてきたようで、2時間の講座もそれほど苦にはならなかった。

ところで、今日は行った時に先生に言おうと思っていたセリフがあった。「月1回じゃ足りない、と言わないでください」だ。
今年から月1回に減らして以来、ずっと毎回言われ続けていて、さすがにもう耳タコだし、1回でも頑張って通っているつもりだし、それを2回に増やせというのは、単にカネが欲しいからなのか?とうがった見方もしてしまってそんな自分が嫌になるし、通うのが義務であるかのように感じられてすごくやる気が無くなる。
ということまでは言わないにしても、そういう気分だった、というのは事実で、「足りない、足りない」と言われるのが精神的にものすごく負担だった。

それでも、アトリエに入っていきなり言うのもなんか急だし、どうしようかな、と思っていて、そうだ、「足りない」と言われたときにその場で「それは言われたくない」と言い返せば良いんじゃないか、と思い立ち、そうすることにした。
すると、先生は何かを察知したのか、今日に限って何も言わなかった。足りないの「た」の字も言わなかった。さすがにこいつに何度言っても響かない、と諦めたのだろうか?
ともかく、私としてはホッとした。次回以降も、この方針でいきたい。言われたら言い返す。