夕方、ふと思い立って作業所に電話をすることにした。昨日、支援センターに問題職員と作業所のことを相談して、「作業所の担当職員にも相談か報告かしておいたほうがいいよ」と言われたのを、すっかり忘れていた。
作業所に電話を掛けると、私の担当職員が出た。すぐに「面談にしたほうが良いのか、電話でお話ししたほうが良いのか」と話したら、「こちらは時間ありますから、電話でも全然構いませんよー」と言われたので、電話で済ますことにした。
単刀直入に「私と、支援センターの問題職員の間で、トラブルが起きていることはご存知ですか?」と聞いたら、「えっ!?」と驚かれて、「いや、全然知らない。ごめんなさい、気が付かなかったです」等、言われた。えええ、マジで? なんか支援センターの別の職員の話では、支援センターと作業所との全体会議をやって、結論を出した、みたいな話をしていたのに。なんだよ、ここでも嘘か?
それはともかく、作業所の担当職員が「ほんとごめんね、気が付いてあげられなくて」と何度も謝るので、「いやいや、担当職員さんは何も悪くないです。こんなことがあったんだ、って相談しなかった私のほうも悪かったです」と慰めた。
結局、トラブルがあったことについて、手短に最初から話して、担当職員が「あらー、そんなことがあったんだー」と言うので、「そうなんですよー」とか言っていた。
攻撃的な幻視やテレパシーがあることは、まぁこういう施設で働いているだけあって、「つらいわねぇ、作業所に来ているときは大丈夫なの?」と優しく聞いてくれた。「仕事に没頭している時は大丈夫なんですが、休憩中みたいに、何も無い状態になると、かなり酷いです」と答えた。
すると「そうだ、休憩はどうしているの?」と聞いてきたので、「作業所の従業員休憩室を借りています」と言ったら、「いいのよ、あそこは利用者さんが休憩する所だから、どんどん使ってね」と言ってくれた。その流れで、「上(支援センター)は使えない?」と聞いてきたので、「問題職員が睨んでくるから怖いし、テレパシーも酷いので、近寄れないです」と答えた。
「他につらいことは無い?」と聞かれたので、「朝礼で、2階の支援センターが管理している部屋を使わなくてはならないのが、かなり耐えがたいです。いつ問題職員が通りかかるのか、と思うと、気が気でないし、テレパシーも酷くなる」と答えたら、「じゃあ、朝礼が終わる頃に来たらどうかな?」と言われた。思わず「えっ、そんなの良いんですか?」と聞いてしまった。
すると「いいですよ~。せっかく今まで頑張って、定期的に来れるようになって、午後も勤務を伸ばしたりできるようになったのに、今来れなくなるのは、本当にもったいない。erikoさんの努力を知っているから、無駄にしたくない。もし時間をずらすことで来れるようになるなら、こっちとしては全然構わないです」と言われた。あぁ~マジで優しい。2月に見学に行ったスパルタ作業所とはえらい違いだ。
そんなわけで、物凄く障害に理解のある職員のお蔭で、作業所はなんとか継続して通えそうだ。朝、来る前からテレパシーが酷くて、母に送ってもらっていることも話した。「自力で来ることを目標にしていたのは分かるんですが、どうしても外に出るのが怖くて、1人では来れなくて」と言ったら、「そんなこと気にしなくていいのよ。むしろお母さんのご都合の良い時に来たらどうかしら?」と言われた。ほんと、気を遣ってもらってるのがものすごく分かる。
今回知ったのは、この件以外にも、基本的に支援センターと作業所は同じ建物の中にあるけど、別組織のようなもので、何か連携しているとかは、個別支援計画を作るだとか、そういった時だけに限られる、とのことだった。そのことは少し意外だった。てっきり、同じ建物だし、所属している法人だって同じだし、一緒くたに運営してるのかな、って思ってた。
まぁそれで、この作業所で働くことと、支援センターの問題職員とは全然関係無いんだよ、みたいなことは言われた。私自身も薄々は感じているが、私の考えすぎな面も、多少はあるのだと思う。いやでも、睨まれている、ガン飛ばされてるのは事実だしなぁ。支援センターの談話室で1人で弁当を食べていたら、なんかすごい視線を感じて、ふと見たら、問題職員がチンピラみたいに顎をクイクイやりながら「なんじゃわれこら、なにこの部屋使ってるんじゃ」っていう顔付をしていたので、もうお里が知れると思ったし、それ以上に「怖い」と思った。なんで福祉の現場にこんな乱暴で下品な人がいるんだろう、って思った。
このテレパシーみたいなもの、時間が解決すると今は思っているけど、実際のところどうなんだろうね?