私も引きこもっていた時に、1日中何をしていたかと聞かれたら、PCにインストールしてプレイするタイプの、俗に言うカジュアルゲームというゲームをやっていた。海外サイトで年1万円くらいを払い、遊び放題のプランに加入していた。ゲームは、数時間でクリアできるものもあれば、数日かかるものもあった。だが、1週間以上かかるようなものは無かったと思う。土日を除いて毎日1作品はUPされ、それをひたすらプレイしていた。
こんな私だから、今回のハートネットTVの特集『ゲーム障害』は、非常に興味があった。
1日目。最初、私は「ゲームにハマって何が悪い」と思いながら見ていた。でも、1人目のあんどぅさんが、食事もまともに摂らずにゲームばかりしている映像を見て、自分もそんな感じだったけど、さすがにそれはマズいのでは?と思うようになった。
次のぺんぎんさんが、恋愛ゲームに依存して、何十万も課金しまくってるという話を聞いて、おいおいそれは明らかにダメだろう、と思った。この人の場合、いろんな意味で人生をこじらせている。ゲームに出てくる男性は完璧だから良いとか、私のことを嫌いにならないから良いとか。まさか、ぺんぎんさんはデジタルデータが自身を愛してくれるとでも思っているのだろうか? どこまでお子様なんだよ……。
ゲームは所詮ゲームでしかなく、コミュニケーションの対象にはならないと思う。これってもしかして古い考えなのだろうか?
とにかくガチャはホント駄目。キリがない。課金を始めたら、元を取ろうとどんどん課金する。と聞いている。私自身は、ピグライフというオンラインゲームをやっているけど、課金はしたことが無いし、今後もするつもりは無い。無課金でずっとやってるけど、無理にイベントをクリアしようとも思っていないので、イベントクリア率はすごく悪い。それでも、楽しめれば良いかな、って思いだけでプレイしている。
スマホを持っていない私は、ピグライフをプレイするのはPCだけなので、在宅時でないとプレイできない。それもハマりすぎないストッパーの役割になっているのだと思う。
2日目はTwitterと連動型での放送だった。冒頭で、「ゲームがあったから死なずに済んだ」的なツイートがあったと放送された。それは本当にそうだと思う。私も、引きこもっていた時にゲームが無かったら、死んでいたかもしれない。毎日毎日、ゲームをしながら、「これでいいんだ」という思いと、「いやダメだ、こんな自分は死ぬべき」という思い、「こんな履歴書の空白期間を作っちゃって、今更就職なんか出来るわけない」という思い、いろんな思いが交錯していた。精神的に本当にギリギリだったと思う。
番組では、「未来語りのダイアローグ」という心理学的?手法が紹介されていた。1年後の自分を語るというものだった。これはゲーム依存症でなくても、普通の人にも良い手法じゃないかな、と思った。例えば自分なら、作業所の勤務時間を増やすとか、個別支援計画で話し合うんだけど、多分、そういったことをメンタルクリニックでやっているのだと思う。
でも悪いけど、江上さんは好きになれないわ。飲酒運転で自衛隊を首になったのだって、自業自得だし、社会復帰するための映像を見てても、若い女性にはデレデレしながら饒舌に喋ってるのに、おっさんには仏頂面で何も話さない。態度が露骨でしょ。嫌われるよ、こういう人。