ドラマの録画を見た。『遺留捜査』だ。
配役が参った。私があまり好きでない子役、寺田心だったから。なんかあの子、あざといよね? 変なところで大人びてて、変なところで子供のまま。大人受けを計算してるのかと思う。それはともかく、放火犯、放火癖についての話で、なかなか面白かった。連続放火の犯人を、「癖」という切り口で見るドラマはあまり無いのではないか? 子供の頃の愛情不足で「癖」を発症した放火犯、という設定は、考えさせられるものがあった。
次に『ブランケット・キャッツ』を見た。これもやっぱり面白い。口うるさいマンション管理人の爺さんと、気難しくて懐かない白猫タマ。そこに、目標も無くのんべんだらりとフリーターを続けるサブ主人公の男性とその彼女。
サブ主人公の男性の、あまりにも無計画な考えにイライラさせられた。あれだけ厳しい管理人がいるのに、簡単に猫を飼おうとしたり、彼女を連れ込もうとしたり。管理人にバレやしないか、冷や冷やした。彼女も彼女で、よくあんな頼りない男に付いて行くなぁだめんずなのかなと思った。
しかし。案の定、あの管理人の爺さんの過去が明らかにされる。ここまではまぁ想定内だよね。きっとやると思った。白猫タマが、孫が可愛がっていた猫だったということは、予想できなかったけど。なるほど、上手く出来てるドラマだなぁと思った。
最終的にはハッピーエンドだったけど、私はああいうプライバシーに介入してくる管理人がいるような賃貸には住みたくないや。