Windows10の画像問題。画像管理ソフトであるフォト上では、回転して撮影した画像は、その回転情報を保ったまま表示される。しかし、ブログ等のWebにアップロードすると、回転する前の元の状態に戻ってしまう。Webで調べると、なんでも「Exif情報」なるものがあり、それで回転しているか否かの状態が分かるのだそうだ。まったくMicrosoftは無駄なことをしてくれる。これだけWeb時代、SNS時代と言われていて、撮った写真をWebに上げる人が多いことくらい分かりそうなもんなのに、なんでWebとWindows10とで挙動が違う仕様を採用したのかね?
でまぁこの問題に母も直面していて。母はフラワーアレンジメントを習っていて、それをブログに載せているんだけど、Windows10から写真をUPしたら向きが変になった、と苦情が来た。
とりあえず数日かけて、回転するだけのソフトは無いものだろうか、と探したのだが、あるわけも無く、そもそもWindows10に対応した画像管理ソフト、画像処理ソフトがほとんど無いことを知り、愕然としてしまった。
私個人は一時期はPhotoshopを使っていたが、仕事をしなくなってソフトが買えなくなり、もう10年近くフリーソフトのGIMPを使っている。勿論、このブログに上げる画像も、GIMPで処理している。私くらいPCに慣れていれば、GIMPでも良いんだけど、母みたいに「横文字が無理」とか言ってるような人に、GIMPでなくても画像処理ソフトは難しいかな、と思った。
でも、何度探しても適当なソフトが無いため、母には頑張って勉強してもらって、GIMPで回転ができるようになってもらおうと、厳しく指導タイムを取った。案の定「難しすぎる」「他にソフト無いの?」と愚痴が出た。あったらそれ使ってるよ! ほんと自分では探せないくせに、文句だけは一人前だな。
とりあえず、「パソコンノート」みたいな、ちょっと難しい作業をする時に手順をメモするノートを作らせているので、それを持ってこさせて、GIMPで画像を回転させ、名前を付けて保存し、JPG形式で保存というかエクスポートするところまで解説した。はぁ。さっきのオオツカ・プラスワンの返品荷造りのほうが楽だったよ。こういう頭が悪い人への指導は、本当に精神力を削られる。