絵画教室 模写水彩ペン画1-3

2週間ぶりの絵画教室だった。
前回の続きで、今日はペン入れを行った。このテーマの1つ前のテーマでやったペン画を、今回はフリーハンドで描くことをやっているわけだが、難しいけど、こっちのほうが自分がやりたい表現が出来て良い。

模写水彩ペン画1-03
模写水彩ペン画1-03

自分自身ではどこから手を付けて良いのかまったく分からず、最初茫然としていたが、先生がすぐに気が付いてくれて、「まずは固いもの、建造物からやってみようか」と言ってくださった。
言われるままに、家や門など、建造物からペン入れをしていった。これはこれで難しいんだよな。
私は多分、リーマスなど薬の副作用で手が震えるので、直線を描くのがかなり下手だ。なのに、建造物は基本、直線で出来ているので、ぷるぷる震えた線で描かれた私の建造物は、かなり頼りない感じ。まぁいいか……。

なんだかんだ言いつつ、建造物のペン入れはわりとすぐに終わった。一番難しいのは、植物だ。
このお手本は、作家さんが本気でフリーハンドで描いたと思しきタッチなので、それを真似して描くのは、相当に難しい。でも、なんとか食らいついて、そのランダムなフリーハンドっぽい線を再現しようと頑張ってみた。

先生曰く、ハッキリペンで線を入れてあるところと、絵の具を塗っただけでペンが入っていないところあるので、そこを間違えないようにして、ということは指導された。
草むらとかはなんとか描くことが出来たけど、最後に上の絵の花が残ってしまった。これどうしよう、と思っていたら、またもや先生が現れて、「花は輪郭を丸くしてしまうと、違和感がハッキリ出てしまうので、くれぐれも丸くしないようにしてね。半分ずつとか、ちょっと描くとか。そうすると雰囲気が出るから」的な指導を承った。

やっぱり先生の指導があまりにも的確なので、こっちもやりやすいね。どんなに難しい課題でも「こうすればいいんだ!」って分かるし、その通りにやっていけば、自然と上手くなる。
今回描いていて思ったのは、描く速度がかなり早くなっているのではないか?ということ。前はもっとモタモタしていたと思う。

なんて思っていたら、先生が月謝袋を見ながら「erikoさん、来月で8年目だって! 凄いね! よく続いたね!」と言われた。ホントだよ、よく続いてるよ。こんな飽き性の私が、休んだりしつつも、7年続けてこられたなんて奇跡に近い。
ていうか、やっぱりそれだけ性に合ってるってことなんだろうね。途中、何度も体調を崩して長期休みをもらったけど、辞めたいと思ったことはほとんど無い。