こころの元気+ 2019年11月号

『こころの元気+ 2019年11月号』を読み終えた。
今月号の特集は『「ジョーシキ」って何?』だった。友達も少ないし、就労経験も少ない私は、自分でも常識が無いと思っている。特に冠婚葬祭は全然分からない。葬式は何度か経験したが、結婚式は生まれてこのかた一度も参列したことが無い。だから、どうしていいのか分からない。

さて。今月号で気になった投稿が、いくつかある。まず「相手の話を遮って自分の話をしてしまう人」。
これ、なんか前に書いたなーと思ったら、書いてた。『直したいところ-2』ってやつ。
書いといて言うのもなんだが、今は結構治ってるというか、あまり出ていない気がする。もしかして、軽躁の時に出ている症状(?)かもしれない。

今のところ、話す内容や態度について、意識的に気を付けているのは、絵画教室だけかもしれない。
絵画教室は非福祉施設・非障害者向け施設ということで、先生にも完全なカミングアウトはしていない。だから、うっかり粗相をしてしまっても「障害者だから許してください」が通じない。と思う。
そのうえ、先生も来ている生徒さんも、還暦を過ぎた人生の大先輩なので、うっかりため口なんかきけないし、偉そうな発言も出来ない。

軽躁の時は上から目線の発言が増えて、自分でも気が付いたり気が付かなかったり、微妙なラインにある。それを、絵画教室の時に出ないようにするのは、なかなか難しい。ついうっかり口が滑って失礼なことを言ってしまい、しばらくして「あれはちょっとまずかったかも」と思うことも、無くは無い。その場にいる人達がオトナだから許されているようなもので、内心、どう思われているかは正直なところ、まったく分からない。

もう1つだけにしようか。次ページの「新しい環境に馴染むには?」という話。これは今の私にピッタリな話題だったので、非常に興味深く拝読した。
今の作業所は、前の作業所と全然違って、今まで接したことが無い身体障害者、車椅子の人達がいる。どう接していいのか分からないのも事実だ。向こうもこちらが何の障害なのか分からないようで、見えない壁を感じる。

「これは私も大事だな」と思ったのは、仕事以外の場所を確保しておくこと。今で言えば、絵画教室がそれにあたると思っている。ある意味、こころのオアシスだ。
だから、絵画教室へ通えなくなると、かなり精神的に厳しい状態になると思う。息抜きが無いのだから。自分で自宅で絵を描く、でもいいのだろうけど、やはり指導を受けるのと受けないのとでは全然違う。

ということで、1つ目も2つ目も、絵画教室がキーワードになってしまった。それほど私にとって大事な場所なのだろう。