母の新しいスマホをサポートした

昨日、『母がスマホを機種変した』という記事を書いた。今日はその続き、LINEの設定をしてあげた。
こちらとしては、電話のみでのサポートで十分だと思ったんだが、母がどうしても「遠隔サポート」を使いたいらしく、問答無用で「遠隔サポート」の電話番号を突き付けてきた。
電話をかけるのは、契約者名やら電話番号やら言わないといけないだろうから、私には出来ない。最初だけでも母がやってくれ、と頼むと、分かった、と言ってかけていた。

ドコモサポセンがこちらの個人データを一通り把握したら、昨日遠隔サポートを受けた履歴が残っているそうで、どこまで作業したのかが、先方にも分かっていた。
こちらは一瞬、何が起きたのか分からなかった(母が「Wi-Fiがー」と言ってる最中に私がリビングへ入っただけだったので、それまでの経緯は分からない)けど、サポセンに少し解説してもらって、こちらも把握することができた。

機種変前のスマホも、機種変後のスマホも、昨日設定してうちの光回線のWi-Fiは使えるようになっているので、その旨伝えると、操作手順を教えるので、その通りにしてください的な話をされた。
言われるがまま旧スマホのLINE設定などを弄り、データ移行が出来る状態でスタンバイさせておいて、次は新スマホの設定。ここからが遠隔サポートの始まりだった。

画面上でポチポチと勝手にタップされるボタン。勝手にスルスル動く画面。唖然。なんかこれ、悪用しようと思えばいくらでも出来そうだな……。まぁそうでないことを信用しての機能なんだろうけど。
このあたりも、ほぼ遠隔サポートにお任せ状態で、こちらが入力しないといけない情報が現れた時は、一時的に遠隔操作が止まり、こちらに主導権が回ってくる、といった感じ。

母がドコモショップからもらってきた、LINEのデータ引継ぎマニュアルはGoogleドライブを使ったものだったが、旧スマホはGoogleドライブに対応していなかった。だから、簡単にデータ引継ぎが出来なかったんだ。
それでサポセンに泣きついたわけだけど、まぁやはりサポセンというだけあって、どんな状況・状態でもサポートできるもんなんだな。そこは少し感心したわ。これ格安スマホだったら、ここまでしてもらえたのかな?と思う。

結果的には、思っていたよりも簡単にデータ、というか友達リストが移行できた。トークの中身は移行できない、と何度か確認を取られたが、その都度「それは分かっています」と答えた。よほど文句を言う人がいるんだろうな。
結局、遠隔サポートへ通話を始めてから約25分で、ミッションクリアとなった。はあ。疲れて思わず、チロルチョコ食べたわ。まぁ無事に終わって、うまく使えるようになって良かった。

母は機械音痴だから仕方が無いんだけど、要は自分が今何をしているのか、何をしたいのか、相手が何を言っているのか、そのあたりが明確に把握できていなくて、自分でも何を言ってるのか・何をやってるのか、分かってない状態だったんだよね。
そんな状態で「今電話してるんだけど」とだけ言われても、こっちだって分からないわ。サポセンの中の人も、こういう人を相手にしなきゃいけないのは大変だろうな、と思った。特に昨日の中の人は、あまりにも母に話が通じないせいか、口調もキツくなっていたし、早口で何を言ってるのかすら聞き取れないほどだった。向こうもサポート時間が長引いて、イラついていたんだろうな。まぁそういうのは、客商売では絶対にあってはならないことだけど。ドコモも、もう少し接客態度を修行してほしいわ。