こころの元気+ 2021年9月号

今月号の特集は「孤独と孤立」だった。うーん、重い。
私は気軽に連絡を取れるような友人も恋人もいないし、独身だし、作業所でも時間を忘れて話せるような相手もいなくて、ただ親と同居しているから、なんとか孤独ではない、というような状態だ。

いくつかのSNSで何名か細々とした交流をしているけど、もう少し趣味の話ができる人と交流したいなぁとか思っている。それなりに活動もしたけど、実現できないでいる。高望みなのかな……。そんな特殊な趣味ではないのだけど。
個人的には、精神障害者との交流はこれ以上はもういいかな、という感じ。症状由来と思われる言動でトラブルになることも少なくないから。

紙面の内容としては、木村きこりさんの「しばらく友達、いりません。」という漫画が凄く良かった。心に響いた。私と似た考えの人がいるんだーって共感した。
こういうこと書くと、「本当は寂しいのに強がっちゃって」とか言われるんだけど、他人に依存して常に誰かと繋がっていないとおかしくなるような人よりかは、はるかにマシというか、人畜無害だと思う。
まぁなんだろな、陰性症状の自閉なんかが影響しているのかな、とは時々思ったりする。診断書にも「自閉」に〇が付いてたし。

次に、「じょうずにかわす怒りの気持ち」だが、恨みね。あるね。めちゃくちゃある。複数人に対して、ぶっ〇したいくらい、逆に一周回って自〇したいくらいの恨みがある。
それに対して、相談支援員から「いつかは手放さないと、苦しくない?」と聞かれたことがある。そりゃ苦しいよ。はらわたが煮えくり返るとはこのことだよ。もう何十年も続く怒り。
この解決法の実践編は来月になるようなので、あまり期待せずに待つことにした。

「双極性障害 私の打ち手」今月号はあまり参考にならなかったかな。薬の調整はもう出来る限りのことはしていると思うし。
診断名に関して言えば、むしろこの人の意見に賛同できないかな。双極性障害って、躁・軽躁状態が出現するまではうつ病と診断されがちで、それが誤診なのか?と言われると、そうでは無いと思う。
統合失調症だって、陰性症状から始まればうつ病と診断されてもおかしくないし、そのあたりは精神科医療の難しさなのではないかと思う。

「認知療法」については、思考の反芻を止める方法が参考になった。自分もグルグル思考が止まらず、不安というよりイライラすることが多いので、「体を動かす」というのはちょっと実践してみたい。簡単だし。