私のやる気を失わせた出来事

先ほどの記事では、私の意思を生活訓練の職員になんとか伝えられたことに関して書いたわけだが、何故今まで失敗し続けていたのに、今日成功したのかについて、今回は書いてみたい。
昨日の生活訓練で、私のやる気を決定的に失わせた出来事があったのだ。それは、指示されたプログラムが「漢字の書き取り」「アルファベットの書き取り」だったこと。

ネットで拾ってきた小中学生向けの計算問題や漢字問題のプリントをやらされることは、前の事業所でもあったことだが、今回はそうではなく、ただただひたすら、何回も同じ漢字を書く、みたいなプリントだった。問題ですらない。考える余地がまったく無い。手を動かすだけ。渡されたプリントを一通り見て、怒りと屈辱でカーッと全身が熱くなった。

私は公立の高校受験で5科目450/500点くらいだったから、そんなに馬鹿じゃない。
それを、小学生がするようなことさせられたら、まぁ「嫌がらせだな」と悟るよね。その前の所長との面談で、「作業訓練が単純作業過ぎて物足りない」みたいなことを話したのに、更にそれを下回る単純作業をやらされて、プライドがズッタズタです。「お前は精神病だから、どうせ何やっても無駄なんだよ。おとなしく健常者に言われるまま、小学生の宿題でもやってろや」って言ってるのと一緒。情けなさすぎて涙も出てこない。

なんというか、心が折れた。それが理由だ。生活訓練を利用する意思がほぼ完全に無くなった。
今までは、主治医の言うような「ペースメーカーとして」の機能を求めて、傷付けられまくるプライドをなんとか誤魔化しながら続けてきたけど、もう無理だ。ここまで自尊心を潰されてまで続ける義理が無い。
これがいくらかでもお金をもらえていれば、「カネのために我慢する」ことができたかもしれないが、今は工賃も何も発生しない。
そのうえ「プライドを叩き潰してやる」という悪意しか感じられなくなったら、もう終わりだ。