こころの元気+ 2022年7月号

今月号の特集は「家族まるごとって何ですか?」というものだったんだが、これはあまり私には関係無いかな?と思った。
親も弟も病気に無理解なことは変わりがない。結構前から母は家族会へ行ってくれていたが、何かを相談するでもなく、古参の先輩会員の愚痴を聞くだけで「つまらない」と言っていて、コロナ禍や身体の不調を理由に、もはや行かなくなって何年も経つ。

弟はどう思っているのかな? 聞いたことが無いから分からない。
私が陰性症状や昏迷で家に引きこもっていた時、暴言を吐かれたことを根に持っているので、病気のことはあまり話したくないかな。

「減薬という旅の彼方に」は最終回のようだが、抗精神病薬の変遷が書いてあって面白かった。
私が治療を始めたのは約10年前だが、その期間だけでも新薬がいくつも出てきて、リスパダール単剤だった頃に比べ、劇的に症状が良くなった。陽性症状も陰性症状もほとんど気にならない。
今後、認知機能障害に効くような薬も出ないとも限らないし、医学の進歩を実感している。

「じょうずにかわす怒りの気持ち」はいつも楽しみに見てるコーナー。
「なんでも症状のせいにされる」のは母に顕著で、確かに本当に病気の症状の時もあるんだけど、そうでなくて母が自分に都合の悪いことを言われた時にそうい言っているケースも結構あるので、そういう時はスッと自分の部屋に戻ったりしている。

対策法の中で1つ驚いたのは、ビデオ通話アプリやLINEグループなどの活用だ。今時だなーっていう。
今の作業所でもZOOMを使っているが、若い職員は自分たちがZOOMのビデオで常に利用者から見られていることにまったく抵抗が無いみたいで、事務所内を行ったり来たりしたり、お昼ご飯を食べたりしている。
私は常時ビデオONはかなり抵抗があるので、用事がある時しかONにしてない。なんか監視されてるみたいじゃない?

「認知療法をじょうずに使ってみませんか」では良いことが書いてあった。『自分にとって当然でも、言葉にしないと伝わらない』というものだ。
これは主に母親に対して発動してしまう。「私の事分かってるんだから、こうしてくれて当然でしょ」みたいな。まぁ同様に、母も同じようなことをやってくるし、なんだったら母のほうが「当然でしょ」は多いので、母に直してほしいところではある。

「つっちーのショーガイ学習」では、ハロワで「人と関わることが少ない」というキーワードがあることに驚いた。いや~時代の流れを感じるね! こういう求人はいいね!
私自身は人と関わってもいいんだけど、何故か相手の地雷を踏み抜くことが多くて、激怒させることも多いから、あんまり人付き合いが上手くないんだろうな、と思っていた。
だから、こういうキーワードがあると便利だな、と思う。実際、今の作業所も在宅だから他の利用者と顔を合わせることも無いし、雑談も特に無いし、共同作業はそのうちお任せするかもしれないとは言われたものの、今のところ無い。だから楽。

「空気を読まずに言いたい放題」は笑った。最後のところ。発達障害ってこんな感じなの? だとしたら、そりゃ苦労するだろうなぁと。

そんな感じかなー。今月号の感想は1回に収めてみたけど、文字数が結構いってしまった。