今日の朝日新聞の朝刊を見ていたら、興味深い事件が載っていた。無料だと全文は読めないんだけど、多分ここのURLが一番文章量が多い。『心神耗弱に乗じて1億3千万円を不当に得たか　準詐欺容疑の探偵業者』。
なお、朝日新聞のサイトのほうで「心神耗弱」で検索したら、いろいろ出てくるので、お暇な方はどうぞ。

まぁ犯罪内容は、精神疾患界隈に居たらよく聞く話というか、夕方のニュースなどでもよく企画になっていたりするので、見たことがある人もいると思う。「電磁波攻撃を受けている（から犯人を捜してほしい）」的なやつ。
新聞の見出しでは「心神耗弱」と書いてあるが、紙面では「精神疾患」と書いてあるので、ようやくこういった精神疾患患者の被害が明るみに出た、という感じがする。

っていうか、犯罪の存在自体は警察も把握していたと思うよ？　あれだけニュース企画でやっていて、探偵屋が通報してないわけ無いじゃん。でも何の罪になるのかハッキリしなかったのかもねぇ。今回は準詐欺ってことになっているけど。
なんかそれも危うい感じみたいで、なんでこれが犯罪として取り締まれないのか、謎でしょうがない。騙されてカネ巻き上げられている、病識の無い精神疾患患者（というかこれもうズバリ統合失調症だよね）が、どれだけいるだろう？

これって認知症の高齢者にも同じことが言えて、高齢者のほうはリフォームとか投資とかに騙されてるよね。
ホントこういうのを取り締まる法律を強化して欲しい。