こころの元気+ 2023年3月号感想2

「こころの元気+」先月号の感想第2弾を今頃になって書いてみる。もう4月が1週間過ぎてしまっているよ……。

今更だけど、「じょうずにかわす怒りの気持ち」って、相手が怒っているパターンを想定したものなの? 私、ずっと自分の怒りをどうにかするものだと思ってた。
だから、なんか嚙み合わないなぁ、とずっとモヤモヤしていた。でも、今改めてタイトルを見ると、「じょうずにかわす」なんだよね。「かわす」。向こうから来たものを避けるのが「かわす」だよね……。うーん。

基本的に、今の私は福祉職の方に囲まれて生活していることが多いので、相手から怒りの感情をむき出しにされたり、喧嘩を吹っ掛けられたり、というのはほとんど無い。まぁあるとしても母親くらい?
絵画教室の先生は福祉職では無いけど、客商売だから怒鳴るなんて絶対にしないし、私に「精神疾患がある」と伝えてからは、無理な追い込みもしなくなった。
作業所の親会社の職員も福祉職では無いけど、何か研修を受けているのか、こちらがミスっても絶対に怒ってこないし、障害の程度が重い人に対しても、差別的な表現や相手が傷つきそうな表現は絶対に使わない。これは心底感心している。
となると、わたし相当恵まれている気がする。

「私の打ち手」はかなり参考になった。感覚が私に近い感じの人かもしれない。
がんばることがムチならば、自分を好きになることはアメです」というくだりは非常に胸に響いた。私は自己肯定感が低くて、虚勢を張っていないと自分を保てないことがある。心の奥底では、自分のことが嫌いだし、自分には生きている価値が無いとか思ってる。普段は気にしないようにはしているけど。
どうやったら自分のことが好きになれるんだろうね? 今後の課題とも言えるなぁ。

あとはWRAPについてだけど、「一日中外出した翌日は外出を避ける」というのがまさに自分と一緒で、共感してしまった。
近所のコンビニやスーパーくらいだったら、連続でも外出できるけど、電車バスを乗り継いで行く作業所などは、毎日は不可能だ。生活訓練で2日連続通所したら、過労でメニエールになったからね……。
WRAPも前から気にはなっているんだけど、どうなんでしょう? 個人的にピアサポ系のことには関わりたくない、と思っているので、認知行動療法のように自分で自学自習で出来るものならいいけど、そうでないなら見送りかな。

今回は珍しく「べてるの家の当事者研究」に言及してみる。この投稿者も私と被るところがあって、要は、嫌なことがあると逃げちゃう病っていうか。
作業所も、生活訓練を入れたら今のところで4カ所目だし、ブログも各種SNSも今までに何個作って削除したか分からない。
リアルでの交友関係は、躁状態の時に暴言を吐いて相手を傷つけたりしたせいなのか、学生時代の友人はみな離れて行った。
そのあと作業所を含む福祉施設で出会った人たちは、施設の方針で「連絡先交換不可」だったので、それを律儀に守り、誰とも連絡先交換はしていない。
こんだけ人付き合いが無いと、トラブりようも無いんだけど、まぁそれくらいが私には良いのかも。

<続く>