こころの元気+ 2023年3月号感想3

感想第3回目。長いから読まれなさそうだな……。

「おこまりですか?」は、質問者さんがおっしゃってるテーマパークが隠しても隠し切れない表現で笑ってしまった。
私はディズニーにそんな興味があるわけでは無いけど、シーのほうは行ったことが無いので、行ってみたいなぁとは思っている。ただやはり質問者さんと同じように、途中で疲れて動けなくなったらどうしようとか、当日急に体調が悪くなったらどうしようとか、いろいろ考えちゃうんだよねぇ。
特に体力的な問題は大きい。車いすでも貸してくれればいいけど、身体障害じゃないから無理だよなぁ。
回答の多くは、「行けるうちに行っとけ」って感じなので、まぁ納得するよ。50歳になって今更ディズニーの敷地を歩き回れって無理あるわ。

「ショーガイ学習」は、最初の作業所の職員に読ませてやりたいことが書いてあった。
パン作りの経験がある人にコミュ力が無いと決めつけて、コミュ力を鍛える方向に持っていこうとしていた話。結果的にパン作りの作業で活躍できたみたいなのだが、まぁそうなんよ。適材適所というか。
最初の作業所では、喫茶店のホール係がうまく務まらず、お盆を持ったままずっと1時間突っ立ってるだけだった。気が利かないタイプだったので。それを職員に「やる気無し」と見なされ、仕事ができない人扱いされてた。
それで「今ここで務まらないなら、どこへ行っても務まらないよ」と言われて辞めることも許されず、4年かな、無駄な時間を過ごしてしまった。
今、私はPCを使った仕事をしていて、その当時の時給の10倍以上の時給をもらっている。ざまあみろ!と言いたい。

「発達障害 空気を読まずに、言いたい放題」だけど、この感想を書くのは初めてかも。
私と発達障害ってあまり関係ないかな?と思って、しっかり読んだことが無かったんだけど、今回何故か目が吸い寄せられて読んだ。
養護学校の先生の言うことを聞かないダウン症児についての話なんだけど、その中に「それはそうかもしれないけど、ぼくにはぼくの順番がある。ぼくのやり方がある」というフレーズが出てきた。不覚にも涙が出た。
子供といえど、他人を思い通りに動かそう、言うことを聞かせよう、というのは傲りだよなぁと思った。そのことへの反発心を、こんなに的確に言い表した言葉ってあるのかな?と。すごい破壊力だなと。

今回、感想が超長文になってしまったので、3回に分けて書いたけど、まだまだ言い足りないくらい内容が濃かった。いやー凄い。