居宅介護を頼んだ介護事業所の管理者兼サービス提供責任者さんが来た。
うちは立地上かなり分かりづらく、土地勘の無い人はまず迷う。管理者さんも迷っていたようで、母が表に出て誘導したそうだ。
多分迷うだろうな、と思って、よっぽど「駐車場まで迎えに行きましょうか？」と言おうかと思ったけど、先方が何も言わないので黙っていた。やっぱり言えば良かった。

管理者さんはかなりせっかちな人で、アタフタしていた。まぁこの業界あるあるだと思うが……。
軽く「支援を受けたい内容」みたいなことを聞かれて、まず掃除をお手伝いしていただきたい、ということを伝えた。これ、相談支援専門員にも伝えてあるんだけどなぁ。
次に、入る曜日と時間の確認。基本土曜日で、土曜日に用事がある時は水曜日にして欲しい、と頼んだ。時間は秘密。

そのあと、こちらの質問を確認することも無く、すぐに契約書を書かせようとするので、ちょっと待てよ、と思った。ていうか、強引に「ちょ、ちょっと質問良いですか？」って割って入ったんだけど。
しかも、契約書にサインをしていたら、うちの住所が間違っていた。おーい、大丈夫か、ここ……。
とりあえず、こんな間違った契約書にサインはできないので、作り直してきてもらうことにした。

更に驚いたことに、銀行の口座番号を書いてくれと言う。本当にそれ必要なの！？
なんか、いわゆる0円で利用できる福祉サービスとは別に、家具の移動や大掃除など、通常の業務を超えた業務を行う際に発生する料金が、口座から引き落としになると言われた。でもそれって必要になった時に手続きするので間に合わない？　今すぐやる必要あるのかなぁ……。
まぁそれは管理者さんが書類を忘れたので、書けなかったけど。

それ以外では、受給者証を確認したいと事前に聞いていたので、提出したら、「ハンコを押したいから」と持ち帰ろうとした。
ビックリして「いやそれは困る」と制止し、「コピーが欲しいなら、2階のプリンターで印刷してくるから」と断り、印刷してきた。なんか本当に不安。

で、コピーを取りに行ったら、プリンターが紙切れ。これはまた壊れるパターンか？と思って紙を入れ直したら、やっぱり紙詰まりで故障した。マジで！　このキャノンのプリンター、壊れてばっかじゃん！　高かったのに！　もう二度と買わない！
たかがコピーで汗だくになりながらやって、慌てて1階に戻った。

コピーを手渡して、改めて話していたら、なんと管理者さん、週2日で入れるプランを立てていた。おいおい、何聞いてたんだよ……。そんなに来られたら私が休む暇が無くて倒れるわ！
なんか、月10時間を上限に取ってあるので、上限まで入れようとしたみたいなんだけど、それはコピーを取りに行く前に、相談支援専門員が「少なく申請すると、あとで増やすのが大変だから、多く申請してある」と言っていたよ、という話をしたばかりなのに、何聞いてたんだろう？
マジで大丈夫なのかなぁ、この人……。

それで、「週1日で結構です」と断ったら、「残りの5時間、よその事業所に頼むとか？」みたいなこと聞かれたんで、なんかもうゲンナリしてしまった。よっぽど自信が無いのかな。
2つの事業所を掛け持ちで利用するとか、考えたことも無かった。めんどくさいじゃん。だいたい、他にどんな事業所があるか知らないし。

ここを紹介してくれた相談支援専門員やその相談支援事業所は信用しているので、今回の介護事業所も大丈夫だろうと思っていたけど、なんだかなぁ。