東京新聞が面白い

関東在住の人しか読めない(と思う)東京新聞が面白い。
東京新聞を取り始めたのは、もう半年以上前になると思うんだけど、単純にそれまで取っていた朝日新聞の購読料が高すぎたのに母が腹を立てたことが理由だった。

朝刊のみで、具体的な値段は把握していないが朝日新聞より結構安いらしい。母は満足していた。
個人的には、お試しで1週間取った時に思ったんだが、1面しか無いけど地域版が充実していて、多分地方局で取材をしっかりしているんだろうな、と思わせるくらいの内容だった。朝日新聞には無い魅力を感じた。

実際に契約して取ってみると、あることに気が付いた。福祉・障害関係の記事が目立つ。女性差別や外国人差別、人権といった問題に焦点を当てた記事も多い。そういった特集も時々ある。
最近では、社会福祉士の記者が、統合失調症の兄がいる妹に取材をした(ちょっともう忘れてきた、本人が妹の立場?)かなんかいう連載記事があって、すごく攻めた記事を書くなぁと思った。
母に言ったら、新聞をほじくり返して切り抜きを作っていた。

昨日も国際女性デーということで、その特集が組まれていた。こういうのは、朝日新聞でもやっていたと思うけど、東京新聞のほうが力を入れているように感じた。本当に、ためになるなぁと思った。
なので、ここ数か月は毎晩20分くらいかけて新聞を読むのが日課になっている。忙しい時や疲れている時は迷って、地域版だけ読んだりするが、読んだあとは「読んで良かった」といつも思う。

なんか世間では、東京新聞=左翼、みたいなレッテルが貼られていて、まぁ読んだ私も「そうだなw」と思うんだけど、娯楽としては面白いです。
ただ、文章力がいまいちな点が引っかかるかな。その点、朝日新聞は文章力が高く、読んでいて「おかしな日本語だな」と思うことがほとんど無かった(解約前は増えてきたように思った)。