こころの元気+ 2024年1月号感想2

『こころの元気+2024年1月号』の感想2つ目。

「脳は運動を求めている」では、いわゆる世間でいうところの「スポーツしてる人はメンタルが強い」というのを裏付ける話だった。
これは実感としてもそうで、体を動かす習慣のある人はメンタルが強いように思う。ここでいう強いとは、前向きとか楽観的とか。
身の回りで運動部に入っていた子は、受験ストレスにも負けずに最後まで粘って志望校に合格してたりした。私はメンタルよわよわだったから、高校も大学も第一志望は落ちてる。本番に弱いタイプ。

「認知療法」はめちゃくちゃ参考になった。さすがCBTの第一人者なだけある。今回は外部のYouTube動画も参考にした。「無くて七癖こころのクセ「短所は長所!」」というもの。

性格と自動思考は違うよ、という話なんだけど、私が受けたCBTは性格を矯正しようという意思が感じられて、めちゃくちゃ不快だった。私の性格を全否定してきてたからなぁ。
ほんとつくづくCBTはセラピストの腕によるなぁと思った。

「家族のストーリー」はちょっと考えてしまった。統合失調症の診断を隠して、うつ病と告知しておくのは、あるあるなのだろうか?
ただ、この人の場合はうつ病だと思っていたから、いずれ治ると信じて大学も諦めずに何年もかけて卒業できたのかもしれない。
そのあと、ご家族が身を粉にして子供の支援に奔走していて、うちの親もこうだったら、私はまた別の人生があったんじゃないかと、いまだに思う。いつまでも親のせいにするのはどうかと思うし、最近は働くようになって忙しいから、そういうことを考えなくなってきたけど。
サポステとかあるのも、今どきっぽいなぁと思った。マジで昔は何も無かった……。

家族会は、母も入っているけどもはや幽霊会員になっていて、会合にも行っていないようだ。
行っていた頃から、自分の悩みを話すことも無く、帰宅して「〇〇さんの愚痴を聞かされたわー」「つまらなかった」と愚痴るような状態だったので、家族会の趣旨が分かっていなかったんだと思う。
ちなみに、この家族会は会費がいるんだけど、時々会報を目にするから、払ってるんだと思われる。年金暮らしで生活が苦しい、って愚痴るわりに、役にも立たないことにお金使うの、本当にやめて欲しい。

「家族の相談カフェ」はチラ読みしていたんだけど、ずっと摂食障害の相談が続いていて、世の中そんな多いのか?と思っている。