電器屋の営業と母の応対にイラつく

13時半過ぎに電器屋が来て、エアコンの掃除をしてもらった。掃除中、エアコンが2012年製であることを指摘され、古いからそろそろ買い替えたほうが……電気代高くつきますよ……新しいのは暖まり方も冷え方も良いですよ……と提案された。その場では、「そうですね~」とか適当なことを言っておいた。壊れていないなら買い替える必要は無いと思った。

ところが、1階のリビングのエアコン掃除が終わった頃、母に電話で呼び出された。その時、私は第9回世界双極性障害デー・フォーラムのZoomを視聴していて、それを見たかったが、母が「緊急事態だから」みたいな雰囲気を醸し出していたので、慌てて行ってみると、ただのエアコンの営業だった。Zoom視聴を後ろ髪引かれる思いで中断して来たのに、マジで後悔した。
こっちは全然買う気無いけど、母が「話を聞くだけでも」と押してくるので、お勧めの機種の代金を聞いたら、なんと24万もする。「すごくお値引き頑張ります!」と言った価格がこれ。MacBook Air買えるじゃん。

さすがの母も「そんなにしたら買えないでしょう!」と言った。おっしゃる通り。私も「急にそんな金額言われても出せない」と断ると、「今すぐでなくてもいいんです」とかなんとか言っていたが、今すぐでなくても出したくない。Macのほうが欲しい。
あとは何故か母が話の主導権を握り、「もっと安いの無いの?」とか交渉していたが、急に「erikoはどう思ってるの?」とか聞いてきたので、本当に心底言いたくなかったけど、「集合住宅に引っ越すことも考えているから、この家のエアコンを最新機種にするかどうか今は決められない」と言ったら、なんか母が後ろでニヤニヤし始めたのを感じて、本当に本当に本当に嫌だった。
母は、人の本心とか本音とかを引きずり出すことに快感を覚える体質で、「弱みを握った」と思うらしい。私がこういう話をしたのが本当に心底面白くてたまらないみたいだった。マジで気持ち悪い。おぞましい。

電器屋は「僕はこないだ〇万円の家電を買って~」とめちゃくちゃ高いお買い物の話していたが、電器屋が社割で高額な自社製品を買うのと、消費者が高額な電化製品を買うのとでは、全然意味が違うっつうの。
こっちはもう全然興味無いですという雰囲気をアピールしていたら、電器屋も察したみたいで、「他の種類のでも……」と言ってきた。そこで「いやもういいです」と断ってくれればいいのに、母が乗ってきて「それはいくらなの?」と聞いてしまった。電器屋も嬉々として「先ほどの半分くらいです」と言う。「それならいいね!」とまた勝手に母が話を進めようとするので、私がイラついて「優先順位ってものがあるから。今はパソコンを買いたいですね」と話の流れをぶった切って終了させた。

とにかく私はバイトでローンが組めないし、仮に正社員で組めたとしても、高額なローンを組まないと買えないような家電は欲しくない。そこまで家電オタクではない。
そう、今はスマホやPC、新しい趣味、集合住宅関係と、お金のかかる計画が大量に立ててあるので、困っていない家電を買う余裕なんか無いわけです。