こころの元気+ 2024年2月号感想2

『こころの元気+ 2024年2月号』の感想2。

「脳は運動を求めている」は、中強度や高強度以上の運動をしろ、と書いてあった。いや、ちょっと待ってくれよ。そんなことができる精神障害者がどこにいるんだよ……。
いや、ハードなスポーツやってる精神障害者がいるのは知ってるけど、その人たちぶっちゃけ精神障害者界での勝ち組だからね? その人たちはたいがいフルタイムで仕事してるから。そして、働いている精神障害者というのは、言うほど多くない。
私も働いてはいるけどバイトだし、在宅の時短勤務でめちゃくちゃ障害に配慮されている。そうでないと働けない。

なんというか、バイトするようになって痛感したけど、体力が無いと働けないんだよ。今のバイトも、最初は1日3時間で週2~3日くらいから始めたと思う。それでも勤務後は疲れ果ててグッタリしていた記憶がある。
ある程度は慣れで行けるけど、それ以上は基礎体力が無いと、毎日フルタイムの勤務はちょっと勤まらないね。

話が反れたけど、スパルタでやれ、って言うのかと思ったら、「少しでも、しないよりいい」ということなので、ちょっと考えてみようかな、と思ったり思わなかったり。
いや実際問題、高強度の運動を1日数分でも毎日続けるのは不可能だし、週1回でも難しいと思う。そんな余裕があるなら、それ精神病治ってる。

「おこまりですか?」は、精神疾患が原因で本や新聞が読めなくなって困っている人が載っていた。うーん、私もだいぶ回復したとはいえ、若い頃に比べたら読めなくなっているんだよなぁ。
単純に老化で読むスピードや理解力が落ちている説もあるけど、それだけでは片付けられない、文章の飲み込みの悪さ、認知機能障害があると思う。実際、なかなか本が読めなくて、こころの元気+も積読が溜まっている。
新聞だけはなんとか読めていて、夕食後にくつろぎタイムで15分くらいかけて一通り読むのが日課になっている。できない日もあるけど、あまり気にしていない。

認知機能障害は回復するのかしないのか知らないけど、私はすると思っていて、本や新聞も理解できないなりに読んで、情報をインプットしまくっていた。
何度もそうやってるうちに自然と理解できるようになっていったので、諦めずに続ければいいと思う。「私認知機能障害があるんで、できませんー」と言い訳して何もしないよりかは、何かしたほうがいいに決まってる。