こころの元気+ 2019年5月号

先日「こころの元気+ 4月号」のことを書いたんだが、実は5月号も一緒に送られてきたので、その感想でも書いてみる。

この5月号で特に気になったのは、「どうやって友人をつくればいいのか?」というQ&Aコーナーだった。私もそのあたりでかなり悩んでいるからだ。
このコーナーは、1人の回答者が答えるのではなく、複数人の精神病当事者が答えるスタイルになっているので、いろんな視点で問題が見られて、とてもいい。

わりとどの人も言っていたのは、施設(入院中の病棟や、病院のデイケア等も)で知り合った人と連絡先を交換するのは止めたほうがいい、ということだった。交換してしまった人は、だいたい手痛い被害に遭っている。メールが凄く来たりだとか。前にも書いたが、私もそういう被害を被った、という話を、今登録している作業所で聞いたことがあるので、いくら作業所で話している時は温厚で、話が面白い人でも、安易に気を許さないようにはしている。

あとは、趣味のサークルなんかに入ると良い、というのは結構書いてあったな。私も、自宅近くの絵画教室に通うようになって、もう7年が経つ。私の場合、残念なことに絵画教室友達は出来なかったが、病気のことを半分くらい忘れて、何かに没頭できる時間と場所を得られているのは、とても意味がある事だと思った。
それは、作品が1つ出来る毎に自信が付くし、目に見える形で残るから、自分でも上達したことが分かりやすい。満足感が得られる。私の父親くらいの年代だけど、おじいちゃん生徒さんが頑張っている姿を見ると、こちらも刺激を受けるし、先生の指導も上手いから、おだてられていい気分になってどんどんやりたくなる。
もちろん、本当に具合が悪い時は休んでしまうけど、それでも具合が良くなれば「あぁ絵が描きたいなぁ」と思うし、そうしてきた。これは、私が「少しお休みしたい」と言った時に、先生が「ゆっくり休んでね。いつでも待ってるよ」と優しく対応してくれたから、元気になったら復帰しよう、と思えるようになったのだと思う。これが大きなカルチャースクールや教室で、営利目的でやっているような所だと、その時点でもう「来なくていいですよ」と言われかねなかっただろう。

それから、私の場合、大学の同期の存在は、小さくないと思う。私は医療系の大学に在籍していたこともあり、同期・先輩・後輩がほとんど医療職・医療関係職に就いている。だから、私の病気をカミングアウトしても全然驚かないし、そもそも精神疾患で大学中退したことをみんな知っているので、Facebookでカミングアウトしたけど、ほとんどノーリアクションだった。それはそれで悲しいが……。
だから、先日「今度飲み会やるんだけど、体調どう?」と連絡が来た時は、本当に嬉しかった。まぁその日は別の用事で無理そうだったので、泣く泣く断ったが、なんとかそういった飲み会に出かけられるだけの体力をつけたいなぁと思っている次第だ。そうでもないと、いい加減断ってばかりでは、愛想を尽かされてしまうからなぁ。

最後に、”いろんな人の話をよく聞いて相手に興味を持つこと”が大事だと書いている人がいた。これはもう本当にまったくその通り!と思った。
会話はキャッチボールだから、相手も話すけど、自分も話す。往復しないとダメなんだよね。どちらかが一方的に話すというのは、それこそ支援センターの問題職員みたいなもので、聞かされるほうは苦痛でしかない。まぁ聞くだけなのが好きな人もいるらしいけど。また、話すほうも無反応な人相手に話してて楽しいのかな? 私だったら「聞いてる?」とか聞いちゃいそうだけど。
例えば支援センターとかだったら、すでにとある話題で盛り上がってるグループの話を盗み聞き、と言ったら悪いけど、隣のテーブルかなんかで聞いてて、面白そうなキーワードが出てきたら、「え、それ興味ある! 話聞きたい!」とかなんとか言って声をかければ、だいたいみんな親切に教えてくれる。
私は支援センターでそんな感じでやってきたので、支援センターに行きさえすれば話せる知人はそれなりに居る。ただ、連絡先を知らないってだけで……。

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