就労継続支援B型事業所(B型作業所)を辞めてきた

うちのブログでも、以前からとてもアクセスがある「作業所を休んだ もう辞めたい」という記事。世の中、そんなに作業所を辞めたがっている人がいるんだなぁと思うのと同時に、そんなに辞めることが難しいのだろうか?とも思っていた。
なので、今回は、就労継続支援B型事業所(B型作業所)を辞めてきた話を書きたい。

私の場合、辞めた後に通う予定のB型作業所(このブログの中では「新しい作業所(3)」)を決めてから辞めたが、決めなくて辞めても問題無いようだった。
辞めるためには、やはりというか、書類にサインが必要だった。「退所届」だったかな? そんなような名前の紙一枚の用紙に、名前と住所、それから辞める理由を書かされた。

辞める理由は、「一身上の都合により」でも良いし、「他事業所へ移行するため」みたいな感じでもいい、と言われた。
私の場合、まだ新しい作業所(3)の手続きが進んでいないうえに、「もしかしたら私の入る枠が無くなるかも」と言われているので、「移行」ではなく、「一身上」のほうを書いた。

冊子になっている「障害福祉サービス受給者証」には、辞める作業所で「サービス提供終了日」等の記入をしてもらわなければいけないようだ。担当職員に受給者証を渡して、該当する記入欄に記入をしてもらった。
多分、この記載が無いまま次の作業所へ行くことは、出来ないかもしれない。新しい作業所(3)の責任者は「2か所かけもちできる」と言っていたけど、辞めた作業所の担当職員は「かけもちは出来ない」と言っていた。どっちが本当か分からないので、何とも言えないけど、事業所を辞めた後、別の事業所に通う予定があるなら、受給者証の記入をしてもらったほうが良いと思う。

手続きの面談をしてくれた担当職員には、約4年、本当にお世話になった。私が約6年、引きこもりをしていて、そこからメンクリに通うようになって、支援センターの軽いスポーツプログラムに出るようになって、そこまで回復するのに3~4年くらいかかってた。
今の作業所に入った時も、週1日、1時間だか2時間だかしか働けなくて、こんなことで本当に働けるようになるのか?って、ずっと疑心暗鬼だった。
担当職員には本当に良くしてもらって、時には厳しいことも言われたけど、最終的には3時間とか働けるようになって、今は本当に感謝しか無い。

そんなことを思い出しながら話していたら、涙が止まらなくなっていた。ってこれ書いてる今も、思い出し泣きしてるんだけどね……。
面談に同席していた支援センターの担当職員も、「頑張ってましたもんね」と声をかけてくれて、こんな泣くつもりなかったのに、年取って涙もろくなったのかな、と思った。

気になっていたお土産のお菓子は、急に話が決まったこともあり、「無くてもいいよ、無い人も結構いるよ」と言われたので、お言葉に甘えてご遠慮させていただくことにした。

というわけで、私はB型作業所を簡単に辞めることができました。ただ、引き留め工作が激しいところも、もしかしたらあるかもしれない。

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