ドラマ『陸王』第2話

今日、母が昼間、テレビのチャンネルを回していたら、陸王のダイジェスト版をやっていた。「これ見てる?」「いや見てない」みたいな会話をして、私が「あの半沢直樹の作者が書いたドラマだよ」とか言いながら、しばらくダイジェストを見ていたら、見事にハマってしまったw 30分くらい経ったところで、母が「面白いね、なんか集中しちゃうわ」と言う。ほんと、CMの時間があっという間で。面白かった。それで、夜放送されるぶんも見てみようかと思った。

基本、スポーツが苦手な私は、スポーツ関係のドラマなんて、と最初思っていたけど、第2話はスポーツの部分よりも、半沢直樹みたいにビジネスの面が前面に出ていて、特に特許を取った飯山の挙動が本当に面白くて、凄く楽しめた。
会社を倒産させてしまった飯山は、借金取りにでも追われているのか、こそこそ暮らしていて、それがかつて取った特許で大金が稼げると分かると、どんどん気が大きくなっていく。そして、アメリカの大企業からオファーが来ると、天狗になってしまい、こはぜ屋のことなんかきにもかけなくなる。しかし、人間驕ってはいけませんね。アメリカの大企業からは断られ、こはぜ屋に協力することになる。
ここらへんの飯山の描き方が、本当に見事なんだよねぇ。嫁さん働かせて、自分は昼間っから酒飲んでゴロゴロして、とんでもないやつなんだけど、宮沢が一生懸命地道にモノ作りをやっている姿を見て、またアメリカの大企業から断られて、現実を見せられて、改心する、という、非常に分かりやすい、池井戸作品らしい展開だった。

最後に、茂木に試作品シューズを履いてもらって、「お?」という感じがして、次回も面白そうだな、と思えた。時間が取れれば、見るつもり。