限界が分からない

昨日、作業所の仕事が1つ、勤務終了15分前に終わったんだけど、その時に職員が「どうします? もう帰ります?」と言ったんだよね。でも、私はそれを断って「いいえ、残り15分も仕事して帰ります」と答えた。
あのとき、言われたとおりに「はい、すぐ帰ります」と言えば良かったんじゃないかなぁと今更ながらに思っている。

あのとき、何故帰らなかったのか? それは、無能だと思われたくなかったから。仕事が早く終わったから早く帰る=無能、という考えが自分にあることに、今は驚いているが、当時は瞬間的にそう思っちゃったんだよな。
こういうことは今までにも(前の作業所でも)ちょいちょいあって、恐らく職員が「帰る?」と声をかけてくれた時点で、私が疲れた顔をしているとか、声の調子が元気じゃないとか、何かしら察してくれてたんだと思う。ホント「今思えば」って感じなんだけど。
そこで、職員の言うとおりにしていれば疲労もそんなに溜まらなかったんだろうけど、休むことに異様な罪悪感を感じてしまう性格だから、人より早く帰るなんて、やりづらい……。ただでさえ、本来は16時まで勤務のところを、時短で15時までにしてもらっているのに、それ以上に早く帰るなんて、絶対許せない。そう思ってた。

要は、自分で自分の限界が分からない。朝から目に見えて調子が悪いなら、欠勤することにも抵抗が無いし、実際してる。具体例を言えば、お腹が壊れまくっててトイレとリビングを往復しているなど。そういう時は躊躇無く休んでいる。
でも、精神的な疲労とか、精神疾患から来る症状などで、不調を感じて「休む」と判断することは、とても難しい。前の作業所も含めて、B型作業所へ通うようになって4年以上経つと思うけど、未だにそこらへんの判断が出来ない。