こころの元気+ 2020年1月号

昨年早々に届いた、こころの元気+2020年1月号。今月はわりと早く読み終わった。ちなみに、今号にも私の投稿が掲載されている。2本原稿を送ったが、採用されたのは1本だった。まぁ採用されるだけありがたい。

今号で気になったのは、「発達障害空気を読まずに言いたい放題」というコーナー。べつに私は発達障害というわけではない(他人からはよく疑われるが)のだけど、今号に掲載されている平林さんという方が書いた内容に物凄く共感したので、感想を書いてみる。

平林さんは、障害者施設のホームページが古臭いというようなことを書いていた。これは私も同感だ。
以前通っていた支援センターと作業所(同じ法人なので、Webサイトには2つの施設が載っている状態)のWebサイトも、インターネット黎明期か?っていうような雰囲気で、アイコンとかイラストとか見ると、まぁデザイナーが携わっているんだろうな、と分かるんだけど、昔にありがちなDTPあがりのデザイナーで、Webには明るくなく、HTMLのコードを見たら今時テーブルレイアウトをしていて、「うわぁ……」と思ったものだった。
coming soonについては、上述の支援センター等には無かったが、今の作業所にはある……。いい加減、早く直したほうがいいと思うし、今の作業所に入る際に面談で、責任者に「みっともないから直したほうがいいですよ」を、もっと遠回しに言ったけど、半年以上経つ今になっても直っていない。

ただ、今の作業所にはITに詳しい職員がいるようで、設立理念をYouTubeで配信したり、Twitterアカウントを作ったり(まぁ放置されてるけど)、色々模索していることだけは伝わる。仕事の連絡を取るのに、LINE WORKSというビジネス的なアプリを使っているところも、私は気に入っている。

そして、二つ目のキーワード「ダサい」。これはホント、感じるね。特に前の作業所。
まずね、建物が「幼稚園か?」っていう雰囲気。色使いや、模様とか。そう、主に成人が使う施設なのに、建物に子供じみた模様が描かれているんだよ……。信じられないよね。
前の作業所は自社ビルなので、そういう小細工が出来たんだろうけど、下手にそういうことが出来たため、イメージがものすごく悪くなっていると思う。「幼稚」という意味で。
ただでさえ精神障害者は幼稚だと言われるのに、建物まで揃えたら、まわりからそういう目で見られるよね。

なんだろう、平林さんも書いていたけど、スタイリッシュというか、洗練されたカッコイイ施設って、できないこと無いと思うんだよね。
実際、今通っている作業所は賃貸オフィスのようで、最上階に大家さんがいる、と聞いた。大家さんが住んでいるくらいだから、外観も白くて何の模様も無く、新しい建物だから、というせいもあるだろうけど綺麗だし、ぱっと見でも障害者が通ってくる施設には見えない。
前の作業所は、施設内に入る時に恥ずかしい思いがあった。「この謎の施設の関係者」と思われるのが嫌だった。

こういうのは、利用し続ける際のモチベーションに大きく関わってくると思う。まぁこれだけもてはやしておいて、今の作業所がいつまで持つか、それも分からないんだけど(責任者にはちょっと苦手意識があるので)、少なくとも人目が気にならないことだけでも気が楽だ。