病気の重症度でマウンティングしてくる人

ネットでもリアルでも結構いるんだけど、病気の重症度でマウンティングしてくる人がいて、なんだかなぁと思ってしまう。多分、いわゆる身体科の病気だけでなく、精神科の病気でも、どんな人も経験していると思う。
このブログは精神疾患がメインなので、そっち方向で書いてみる。

例えば、飲んでいる薬の数の多さを競う人。「俺、1日に30錠も飲んでるんだ!多いよね?」うん。そうだね。だから何? 薬の数は個人にそれぞれ必要なぶんだけ医師が処方しているんだから、他人と競う意味無いよね。
私が思わず意地悪で「サプリメントとか入れるともっと飲んでる人いるよね」と言ってしまったら、次からは「俺、A薬は16mg、B薬は300mg……」と容量を誇ってくるようになった。「B薬が300mgなんて、処方上限超えてるよね?」とかなんとか。「凄い、重症ですね」って言ったら喜んでた。はぁ。

ちょっと前だと、種類で自慢してくる人もいたなぁ。ベゲタミンとか。「製造停止になるんだよ~困ったなぁ~」とか言いつつ、何故か嬉しそうなの。「製造停止になるほど強力な薬を飲んでいた」っていう事実が、自尊心を満たしているんだろうねぇ。

あとは、入院回数や閉鎖病棟、保護室等への入院を自慢する人も結構いる。「見て見て!私こんなに重症なの!可哀相でしょ?」って言ってるみたいで、冷めてしまう。で、「ふーん、そうなんだ」という反応をすると、機嫌が悪くなる。やっぱり構って欲しいだけだったんだな~と思う。
普通の感覚だと、そういう情報は他人に知られたくないと思うんだが、どうだろう? 単に私が精神病院への入院経験が無くて、「入院したこと無くて良かった」と思っているからだろうか? ある種の偏見なのかな……。

身体拘束されたことを自慢してきた人は、今のところいないかな。さすがに身体拘束されるほど症状が重い状態では記憶も無いのかな。

まぁでもこういうマウンティングしてくる人に対しては、即座に「わぁ~凄いですね」と言っておけば本人は満足して去っていくので簡単だなぁ。