また母と衝突

今朝、絵画教室へ行くためにさくさくと身支度を整えて、準備が出来て出かけるのを待つだけの状態でリビングに寝っ転がっていたら、母が余計なことばかり言うので腹が立って怒ってしまった。反省はしていない。母のほうが悪い。
人の神経を逆撫でしたり、こっちがイライラしているのに地雷を踏み抜いたり、あまりにも対人スキルと常識が無さ過ぎて、怒りを通り越して憐れみすら感じる。

母は「erikoとは話が合わなくてつまらない」と言ったが、それはこっちのセリフだと言った。政治経済、音楽、美術、お笑い、どれをとっても趣味が合わなくて、何を話せばいいのか分からない。
政治経済は興味が無い。音楽は昭和歌謡なら知ってるけど、最近の若い人の歌は知らないし、知る努力もしたくない。美術は興味が無い。お笑いは、ぺこぱとサンドと千鳥が好きだけど、それ以上はいっぱいいるから覚えられない。
こんな人と何を話せというのか? 母は華道を習っているので、お花の話なら出来ると思うけど、今度は私がそれにあまり興味が無い。母の興味ってどこにあるのか? お花と朝ドラ以外に知らない。
それでも思い当たる興味と言えば、私や弟(というか80%くらい弟)の昔話や、甥姪(孫)がもっと小さかった頃の昔話かな。「その話もう5億回聞いた」とか言っても、「なーに、数えたことあるの?」という感じで、全然意思疎通ができない。

そんな感じでぐちゃぐちゃやってるうちにお金の話になり、私が「生活訓練にもっと行けるようにしないと」と話すと、「そんなに頑張らなくても良いんじゃない?」みたいなことを言うので、「私はお母さんと違って、養ってくれる旦那もいないし、介護してくれそうな子供や嫁もいないし、自分で出来る準備は自分でやらなきゃいけないの! そのためにはカネが必要なの! せめて2万でも3万でも、週2日でもバイトできるようにならないと、生きていけないの!」的なことを喋ったら、「生活保護があるじゃん」と言われた。
親に「生活保護を受けろ」と言われるなんて、どんな屈辱だよ。ほんと常識が無いってこういうこと。それは最後の手段だろ?

それに、母は人生において何の目標も無く、ただその日その日を楽しむことを良しとして生きているらしい。私が、生活訓練への通所を、いつ頃には午前中も行けるようになりたいだとか、週4日に増やせそうかだとか、そういう目標をもって取り組んでいることを、小馬鹿にしてきたのが本当に腹が立った。
要は母は「先のことなんか分からない。計画通りにならないことのほうが多い。目標なんて作るだけ無駄」という価値観らしい。驚愕だね。さすが、結果・成果を残さなくても済むような仕事しかしたこと無い人は違うわ。私はちょっと無理だね、その価値観。

そういう価値観でいられるのも、何も言わなくても稼いでくれる便利な夫がいるからでしょう。生きている間は働いてカネくれて、死んだら遺族年金でカネもらう。母自身の老齢年金があるから、それと合わせれば贅沢さえしなければ十分独り暮らしができる。危機感が無いんだよね。
こっちはもう50歳目前だし、生活訓練の利用期限もあと1年だし、正直焦るよ。焦ってもしょうがないんだけど。