やっぱり生活訓練が辞められない

生活訓練が辞められないことについて、相談支援専門員に相談の電話をかけた。
相談支援専門員も、生活訓練を運営している会社の系列事業所なので、生活訓練に都合が良いように言ってくるだろうな、とは思ったけど、他に相談先が無いので仕方がない。

昼過ぎ、5回くらいかけたんだけど担当の相談員と繋がらなくて、その間に母の年賀状印刷をしていた。
一段落してかけなおしたら、「担当の相談員は帰りました」と言われてしまった。えー、電話の留守録に「あとでかけ直します」って吹き込んでおいたのに。
なので「では、明日またかけ直します」と言ったら、電話口の女性が「私はここの責任者なので、もし私でよければお話伺いますよ」と言う。本当は担当の人が良かったけど、いろんな人の意見を聞いておくのも悪くないのかな、と思って話してみることにした。

引き留めている(ように見える)理由の1つは、私が急に辞めると言い出したので、所長や偉い人が慌ててる説が濃厚。さすがに12月上旬に「今月末で辞めます」は急すぎたか……。
特に、生活訓練は事業所が引っ越すので、それだけでもテンパってるらしい。言われてみれば、今まで見たことの無い偉い人が毎週のように来ているし、先日は社長まで来ていた。

2つ目は、就労移行支援の見学・体験をする前に生活訓練の登録を切ると、生活訓練で気心の知れた職員等に見学・体験の相談が出来なくなること。愚痴とか相談したいこととか、出てくると思う、とのこと。
出来なくても良いなら無理にとは言わないけど、お弁当を食べに立ち寄るだけでも、気分転換にならないか?という話。これはあまり重要じゃない。

3つ目は、正直「ん?」と思ったんだが、次の通所施設が決まらないのに生活訓練を辞めると、障害福祉サービス受給者証の利用期限が切れて、受給者証を市に返還しなければならない、という話。
「へーそうなんだ」と思って話を聞いていたが、電話を切って速攻で自分の受給者証を調べたら、最初のB型作業所を辞めた日と、2番目の作業所を利用開始した日は、2か月ほど間が開いていた。おいおいおいおい。私はこの間、返還した覚えは無いぞ? うーん、また丸め込まれてる?

覚えているのは、こんなところか。
一応、責任者の方には「系列の就労移行支援事業所も含めて、いろんな事業所を見てみたい。利用期限が限られているから、やりたい講座や就職先を取り扱っていない事業所には行きたくない。雰囲気とかもあるから、体験利用をしっかりやっておきたい。等々を話したら、「そこまで気持ちが固まっているなら……」と言われた。私の気持ちを変えることは出来ない、と思ったんだろうな。

そりゃだってさぁ。生活訓練にしたって、利用期限は2年なんだから、いつかは辞めることになるよ。辞めないでーって引き留められても。
それに、地元のターミナル駅周辺には、就労移行支援の事業所が結構たくさんあって、この責任者もそれは知っているようだった。「A駅周辺にはいろんな就労移行支援事業所があって、それぞれ特色があるから、きちんと見学・体験をして合う所を探したほうが良い」と言っていた。まぁこれが落としどころなんだろうな。

そんなわけで、今月末で辞めるのは諦め、通う就労移行支援事業所が決まり次第辞める、という方向で考えることになった。なんかすごい言いくるめられた感。