こころの元気+ 2022年11月号

今月号の特集は「これって私だけ?」だった。

中でも「床屋と僕」の漫画に共感してしまった。多分、精神障害者なら一度は経験したことがあると思う。
私が行くのは美容院だけど、平日に行けば「今日お仕事お休み?」と絶対聞かれるので、無職なのにあえて土日に行っていた時期がある。
作業所へ行くようになってからは、「平日休みの会社なんですよ」と誤魔化していたように思う。そのほか、昔やっていた仕事を、さも「今でもやってます」みたいな顔ををして嘘の話をしていた。まぁ多分美容師にはバレてる。
最近ようやく半分嘘・半分本当の「在宅ワークやってるんですよ」が言えるようになって、肩の力が抜けてきた。

「クセと人生」という漫画を描かれた、木村きこりさんが結構好きなので、楽しく読ませていただいた。
「そいつ今頃○○食ってるよ」とか、そういえば私もネットで見かけたことあるな~みたいな。まぁこれを聞いて即割り切れるほど楽な人生は送ってないけど。
「気にしすぎは性格のせい」ってのも、あるなぁ。子供の頃から「血液型A型でしょ」と言われるくらい神経質なところがあるから。

「身体・脳・こころを整える」は、高プロラクチン血症についてだった。
私も昔、リスパダールを飲んでいたので(今でも頓服で飲んでいるが)、この高プロラクチン血症になった。最初は生理が止まったけど、面倒だから黙っていた。しかし乳がん検診でマンモをやったら大量の乳汁が出て、さすがにこれは黙っててはマズいだろう、と思って、主治医に報告した。
すぐにプロラクチンの検査をして、血中濃度が異常値だったので、リスパダールからエビリファイに変薬したと思う。そこらへんはちょっと覚えてない。
当時、リスパダールは2mgしか飲んでいなかったのに高プロラクチン血症になったから、結構ハイリスクな薬じゃないかと思う。

「じょうずにかわす怒りの気持ち」は、最近母親に対して怒鳴ることが減ってきたので、あまり読まなくてもいいかな、と思いつつある。
が、自分が叶えてほしいことを言わず、「相手にこちらの立場をくみ取らせようとする言い方」をする、という部分がめちゃくちゃ響いた。これ完全に父親のことだ。暗に忖度を強要するやつ。こういう表現するんだ、て驚いた。こういう人、本当に苦手。
次号で解説とのことなので、次号の楽しみが1つ増えた。

「つっちーのショーガイ学習」は、このコーナーの感想を書くのは珍しいんだけど、書いてみる。
「子供のことが心配で」と言っている親が90代というのは、なんかもう笑えないなーと思ったり。70代になっても子供扱いとか厳しい。自尊心が打ち砕かれる。
私はそろそろ50だけど、子供扱いされると釈然としないし、こっちはこっちで親の健康のことを心配してるんだが、と思ったりする。言い方がは悪いが、ピンピンコロリで逝って欲しい。
でも、母は持病をたくさん抱えているので、多分壮絶な介護が待っているんだろうなぁと思う。考えたくない。

今月号はこんな感じかな。