こころの元気+ 2023年5月号感想

ものすごい遅れちゃったけど、『こころの元気+ 2023年5月号』の感想を。

特集の「いろんな自慢話」だけど、他人の自慢話なんか全然興味が無かったので、読めていなかった。
それでもまぁ義務的に読んでいたら、あの古謝さんがマンガを描かれていた。私、この人のファンだったんだよね。連載が好きで、毎号楽しみだった。なんで辞めちゃったんだろう?
とかそういうことを考えつつ読んだ。相変わらずほのぼのして面白いな~、絵上手いな~、とか。こういう自慢なら嫌味にならないなーとか。

「知っておくべき身体合併症」では、口渇や頻尿の話があった。これ私もすごく悩んでいるんだよね。1~2時間に1回はトイレに行かないと我慢できない。尿意か便意かどちらかで。
このせいで、ほんっとに何もできない。映画も見れないし、美術展も速足で見てる。都内に出るなら、途中下車して1回はトイレに行く。作業所までの片道1時間で2回トイレに行く。もう本当にひどい。
で。これがリーマスによるものなのかも、というのはうっすら知っていたが、今回はっきり明記されていたことで、なんか確信を得たというか。
自宅でもコーヒーや紅茶、ジュースなど、1日中なにかしら飲んでいて、母に「水分摂りすぎじゃないの?」と指摘されていたんだけど、きっとそうだろうなぁ。でも喉が渇くんだよ……。喉って言うか、口の中がカピカピなの。
どうやったら改善するんだろう?

「じょうずにかわす怒りの気持ち」は、怒りの気持ちとはちょっと違うかもだけど、「過去の分析をやめる」というのがすごいヒントというか、アドバイスになった。
私も、過去の出来事や気持ちをグジグジほじくり返して、こね回して、ああだった、こうだった、ああすれば良かった、こうすれば良かったと、自分にダメ出しすることが多い。いつも凄く嫌な気持ちになる。
嫌ならやめればいいのに、何故かついやってしまう。本当に良くないなーと今回つくづく思った。

「私の打ち手」は、病気をどうやって受け入れたか?の話が参考になった。
私も、ずっとおかしな状態が続いていて、今のメンクリで「あなたは統合失調症です」と言われて、初めて「あ、これ病気なんだ」と思ったし、帰宅してネットで調べて「私のことが書かれてる!」と思って、なんか安心した覚えがある。
でも、そこからが大変だった。病名を受け止めることと、日常生活で精神障害者として生きていくことは、全然違う。後者のほうが難しいし、社会のハードルだけでなく自分の心のハードルも高い。今まで出来ていたことが出来なくなったり、薬の副作用に悩まされたり、一筋縄ではいかない。
そういうのも含めて、投稿者に共感した。

「おこまりですか?」の質問者さんは、昔の自分を見ているようで、ちょっとだけ苦しくなった。
なんだろう、あれは消耗期だったのかなぁ? 何もする気が起きず、テレビすらも見れず、リビングのホットカーペットで1日中ゴロゴロしていた時期がある。
母から「寝たいなら自分の部屋に行きなさい!」と怒鳴られて、渋々自室に戻るんだけど、なんか違うんだよなぁとリビングに戻って母に疎まれたり。ホットカーペットの温かさと、誰かがそばにいる安心感(この場合は母)が欲しかったんだと、今になれば思う。
よくあの状態から今の状態まで回復したなぁと、ビックリしているよ、我ながら。

「言いたい放題」は、私は発達障害ではないけど何か参考にできることは無いかな?と思って、だいたい読んでいる。
で、「自分のトリセツ」というのが紹介されていたので、厚労省の「就労パスポート」なるものを見たんだが、うちの作業所の労働環境と社長が特殊すぎて、全然意味が無かった。
でも社長はいつも私に「過集中になってない?」と確認してくるので、周囲からはそう見えるのかな? なんだろ、1回自分のことを冷静に見つめてみるのも、良いかもしれない。