母は守銭奴

作業所時代に比べて今は時給がだいぶUPしたし、エアコンやPCで電気代を食っているので、家に5000円を入れることにした。
それを先日母に話したら、尋常じゃない喜びようだったので、なんかおかしいな、とは思っていたんだけど、今日その理由が分かった。

私の5000円を父名義の光熱費引き落とし口座に直で入れるのでなく、母名義の貯蓄預金に入れて貯めていく、というのだ。こいつ、また金銭トラブルか、と思った。
母は金に汚い。大学時代、育英会奨学金の一部を母に「学費として積み立てておいて」と頼んで渡していたのに、生活費名目で使い込まれていたし、「金のアクセサリー持ってきて」と言うから持って行ったら、勝手に換金されたりもした。マジでお金のことに関してはまるで信用が無い母なのだ。

そこで、「電気代の件、貯蓄預金に入れられるほど電気代の予算に余裕があるなら、5000円入れなくてもいいよね」と言ったら、速攻でブチ切れて、「もう銀行に5000円引き落としされるようにしてある!」とかなんとか、わめていた。いや引き落としって……。どこからどこへ引き落とすつもりなんだよ……。全然意味が分からない。
「だからそれあなたの口座に貯まるんだよね?」と聞いたら、「1回私の口座に入れて、足りなかったら出す」ってまた意味の分からない会話。マジでストレスなんよね、母との会話は省略が多すぎて分からない。

いやまぁそれで、「1回母の口座を経由する意味が分からない。そもそも家のお金はすべて父の口座から引き落としのはずなので、父の口座に直接入金すれば済む話なのに」と言ったのだが、相変わらず「口座から引き落とされるからダメ!」の一点張り。だから、どこの口座からどこの口座へ引き落とされるんだよ……。
なんかこいつやっぱり怪しいな、と思っていたら、母が「父の口座は時々マイナスになるから、私の口座から入れてる」とかなんとか言う。

それなら尚更、父の口座に直接入れれば良いだけの話としか思えない。母の理屈だと、父口座がマイナスにならない限り、母口座から補填されることは無いわけで、そうなると母口座がどんどん貯まっていくことになる。
そしてそれは、父が死んだときに母の財産として扱われることになる。私が母に貢いでいる形になる。なんで電気代として払ってるのに、母の財産になるんだよ、という話。

結局、私が「あなたのお金の話は、まったく信用できないから、父の銀行口座を教えてくれ」と頼んだ。そうしたら、口座番号だけ大声で叫んだ。相当キレてるよ。なんでそこまでキレる? やましいことをしようとしてたからだろ? 電気代の支払いにあてず、自分の貯金にするつもりだったんだろ? まるっとお見通しなんだよ。

というわけで、LINEで父口座の情報を送ってもらった。めちゃくちゃ嫌そうだった。それがもう、やましいことをしようとしていた証拠です。電気代はお前の小遣いじゃない。
私は家族から金を巻き上げて私腹を肥やすような人間は絶対に許さない。

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