こころの元気+ 2023年6月号感想2

『こころの元気+ 2023年6月号』感想の2。

「知っておくべき身体合併症」では、錐体外路症状が話題になっていた。まさに今の私にピッタリです……。
アカシジア等を抑えるためにビペリデンを飲んでいたが、それが無くなるということで、今減薬していて、その離脱症状と戦っている。マジつらい。
ていうか、抗精神病薬の量が少し多いのかな? でも、今より減らすという選択肢は、私には無い。むしろ、頓服のリスパダールを常用にしてほしいくらいなのに。

「怒りの気持ち」は、弱音を吐けない、吐いても受け止めてもらえないつらさ、みたいな話?
うちは母に弱音を吐いたら、やはりこのコーナーのように「努力が足りない」だの「こうしてみたら?」「ああしてみたら?」などといった的外れのクソバイスをしてくるので、本当に嫌になってしまい、最近はあまり弱音を吐かなくなった。
それでも話の流れで愚痴っぽい話になると、必ず「ホラまた被害妄想」とか言われるので、本当に嫌になるよ。
なんだろうな、たった一言「大変だったね」「大丈夫?」「少し休んだら?」のどれかを言ってくれるだけで救われるのに、そういう言葉をかけられたことが一度も無い。なんか、いつも上から目線なんだよな。

「私の打ち手」は、まーた恋愛結婚話か、とウンザリしてしまった。
既婚の人は、どこか「既婚のほうが人格的・人間的に独身より優れている」と思っている節がめちゃくちゃある、感じられるけど、我が子を虐待して殺したり、不倫して家庭崩壊させたりしてるのも、既婚者ですからね。独身より既婚のほうが無条件に偉い、なんてことは絶対に無い。
それなのに、恋人がいたり既婚だったりするだけで、そうでない人をあからさまに見下してくるのは、一体どういう魂胆があってのことなのか?

「認知療法」は「グルグル思考」が紹介されていた。これ、私が一時期めちゃくちゃ悩まされたやつだ!
今でこそだいぶ落ち着いてきたけど、最初の作業所へ通っていた頃かな、1日中グルグルと嫌なことを考え続けていたことがあって、すごくつらかった。
どうやってそこから抜け出せたのかは、自分でも良く分からないんだけど、多分、単純に病状が悪かっただけだと思う……。
紙面では「行動に移すと良い」と書いてあったけど、確かにそれは言えると思う。やっぱ体を動かすって大事だなと。結局はそこへ帰着するんだよなぁ。