世界メンタルヘルスデー

今日は「世界メンタルヘルスデー」だった。
今年も厚労省が特設サイト『世界メンタルヘルスデー2023~つながる、どこでも、だれにでも~』というのを開設している。

トークイベントがあって、後日配信のアーカイブ動画を見るつもりでいたのだが、詳細を見ると「10代後半から20代前半の皆さん」と書いてあって、50のおばさんは対象外であることを知った。もう見ない。
なんだよ~サイトサブタイトルの「だれにでも」って嘘じゃん。くっそ。
まぁそれ以外にこのサイトに有益な情報は無く、なんていうか厚労省が形だけは「やりましたよ」という証拠を作るために行ったイベントな感じがプンプンして、とても残念です。

なんだろ、厚労省はサイト作ってライトアップイベントやって子供相手に動画作れば満足なんすかね? それが啓蒙? ちゃんちゃらおかしいね。
もっとリアルを教えろよ。日本では、精神疾患になって健常者から精神障害者にクラスチェンジすると、まともな仕事に就けなくなり、B型作業所という時給数百円の脱法労働施設しか行く所が無くなる。
そうならないためにも、病気の早期発見早期治療、服薬コンプライアンスを守って規則正しい生活することが大事。ここまで言ってくれないと。

がん検診に行く人は、「がんかもしれない」と単に不調に気が付いたから行くのではなく、「がんだったら死ぬかもしれない、恐ろしい」と思うから行くんだよ。
精神疾患も、不調に気付いただけで病院へ行くのは無理がある。脅すというと言葉は悪いが、やはり「重い病気なのではないか」と危機感を持って通院を促すのも、時にはアリなんじゃないかと思う。