メンクリの通院日 ラツーダ増量

昨日はメンクリの通院日だった。今年最後だった。

主な訴え

  • 家族のもめごとがあり、精神状態がかなり悪くなった。頓服を1日3個飲む日が何度かあった。頓服が全然足りない。
  • 脳内会話や弟の声の罵倒がひどくてぼんやりすることが多い。
  • 朝昼の歯磨きとか、億劫でできなくなってきた。洗顔もしない日がある。意欲が落ちていると実感している。
  • 一時的にでもいいので、ラツーダを40ミリに戻して欲しい。
  • 鬱っぽさは治ってない。頭にモヤがかかったみたいでスッキリしない。仕事はなんとかやっている。
  • 睡眠リズムがめちゃくちゃ。
  • 薬局情報だとビペリデンがもう在庫が無いらしい。

とりあえず、弟のせいで統合失調症としての症状が悪化していることを伝えたが、「原因がハッキリしているから大丈夫」と謎の励ましを受けて、あまり深刻に聞いてもらえなかった。
特に陰性症状が強く出始めているのが気になっているのに、そこはスルーしているようだったので、話聞いてるのかな、と思っていた。

鬱っぽさは、仕事ができているなら大丈夫だと言われた。躁状態になっていないかを確認されたので、「それは無いです」と答えたら、「だったら大丈夫」と言われた。
睡眠リズムがめちゃくちゃなのも、弟の件というハッキリした原因があるせいだろうから、焦る必要は無い。むしろ、そういうことがあってもキッチリ睡眠時間を確保できているのは良いことだと思う、とまた謎の励ましを受けた。
まぁ確かに、3時に寝て10時に起きたら、7時間は寝ていることになるので、睡眠時間は足りているんだけど、日常生活が破綻するんよ……。

ビペリデンに対しては、やはり「永遠には出せません」とハッキリ言われた。「いつか無くなる」と。
このまま診察が終わりそうだったので、私が慌てて「ラツーダをもう少し増やしてもらえないか」と食い下がった。すると「1錠を割って30mgにしようか」と提案された。私の場合、少し増やしただけでも錐体外路症状が出てしまうので、主治医としては増やしたくないようだった。
でも、陰性症状が本当につらくて、ラツーダは意欲がてきめんに出るので、どうしても増やして欲しかった。少しだけど増やしてもらえたので、本当にホッとした。これで年末年始はなんとか乗り越えられそう。

あとは残薬の調整をして診察は終わりだった。
診察の途中で主治医が苦しそうに目頭を押さえていて、具合が悪いのかと思って一瞬ひるんでしまった。そういえば今日は予約の時間よりも遅れて呼ばれたし、どうも初診の人が入っていたみたいだし、疲れていたのかも。
ま、それを理由に診察を手抜きされたら嫌なんだけど。

薬局は、いつも通り女性の薬剤師さんを指名させていただいた。
ラツーダが1.5錠で分包になるので、手間がかかって申し訳ないけど、快く引き受けてくれた。
下剤の話しかしなかった変態オッサン薬剤師は、隣で他の男性患者に事細かに薬の説明をしていた。なんだよ、できるじゃん。でもなんか薬情を棒読みしているだけっぽい説明だったけど。
私のご指名さんは、「よく眠れてますか?」「お薬増えたけど何かありましたか?」など、細やかな配慮をしてくれるので、やっぱりこういう仕事は男には向いてないな、と思った。