母にウンザリ

できない理由ばかりで言い訳して、何もしようとしない、変わろうとしない、新しいことにチャレンジしない母に、ウンザリしている。

私はポジティブかどうかは分からないけど、何もせず現状維持で妥協する、というのがあまり好きではなく、より良くなるなら、それやろうよ、というタイプの人間。
母は、まぁ75歳という年のせいもあるんだろうけど、もう新しいことなんかやりたくない、面倒、疲れる、という感じになっていて、先日もテレビの音楽クイズ番組を見ていて、「元ネタの歌を知らないから、全然面白くない」と言った。

私が「新しい歌とか覚えたらいいじゃん、ボケ防止になるよ」と言ったら、「今どきの歌は興味ない、うるさいだけ」とピシャリ。母は、布施明などの昭和歌謡をたまに聞いているレベルの人。
だいぶ前に脳神経外科かなんかでMRIとか撮ったこともあるらしいが、既に前頭葉が委縮していて、気を付けてくださいね、と言われているのに、このありさまだからどうしようもない。
こっちが「ボケ防止にいいよ」と勧めても突っぱねたんだから、実際にボケても私に責任無いよね。

あとはやっぱ昔話ばかりするのがイラつく。「erikoが中学生くらいのころ、こんなことがあったね」みたいな話。なぜか100%喧嘩になる。楽しい話題を出してくるならともかく、だいたい私は家族の中では弟と比較され虐げられてきたから、何を言われても腹立つ思い出話に繋がってしまう。
だから、何度も「絶対に昔話はするな」と口を酸っぱくして言っているのに、気を抜くと昔話をしてくるから怖い。
こういう人って、今や将来の話のネタが無いから、過去の話ばかりするんだろうな。それが嫌だ。楽しくないでしょ、終わったことの話なんて。水戸黄門みたいな予定調和で、話題も結論も決まっていて、って、つまらない。

あと、察してちゃんなところも嫌。「お母さんが〇〇好きなこと知ってるでしょ!」っていうやつ。いや知ってるけど、だから何?という。
なにかしてほしかったら、その都度「〇〇を買ってきて欲しい」とか言えば良いのに、なんで私が母のお気持ちを察して先回りしてあげなきゃいけないんだろう?
ほんと疲れるよ……。