ドラマ『過保護のカホコ』『脳にスマホが埋められた!』『遺留捜査』

朝食を食べた後は、録画していたドラマ『過保護のカホコ』を見た。ほんとこれ面白いね。高畑充希がほんと良い演技をしている。加穂子に、作業所の同僚曰く「ドSの対応をするイケメン」こと竹内涼真も、良い味を出している。加穂子はそれに全然めげないで付いて行ってる。そこがいい。
今回は、いとこの糸ちゃんが腕を怪我して、チェロが弾けなくなる、というシリアスな話だったけど、相変わらずコミカルなシーンもあり、考えさせるシーンもあり、で、1時間があっという間だった。加穂子のように、何かを死に物狂いで頑張ったことが無い人には、やっぱり何か慰められても、上から目線でごちゃごちゃ言ってるんじゃないよ、って思ってしまうよね。私は、電子オルガンや大学受験をかなり頑張ったほうだったから、どちらかというと糸ちゃんのほうに感情移入してしまったわ。

午後も録画していたドラマを見た。『脳にスマホが埋められた!』だけど、これも面白いなぁ。企業と契約しているプロスポーツ選手が一般社員を見下しているとか、そのスポーツの経験がある一般社員が、プロスポーツ選手と競争して心を開いていくとか、なんともありがちなストーリーだけど、スマホ人間というユニークな設定が1つ入るだけで、こんなにも話が面白くなるんだな、と思わされた。
今までだったら、スポーツ選手が走る速度とか、どうやって測ったんだよ!って突っ込みを入れたくなるようなシーンでも、脳内スマホで測った、ってSF設定だから、なんでもすんなり受け入れちゃう。ある意味、ズルいなーと思った。そうだね、このドラマはSFと言ってもいいかもね。
最後は上手くハッピーエンドに繋がって、良かった。

更にもう1本。『遺留捜査』初回の録画を、ようやく今頃見た。いやー長い! やっぱり個人的には、毎週連続モノのドラマで、2時間スペシャルはやって欲しくないなぁと思った。1回こっきりの登場人物の名前なんか覚えられないし、設定もよく分からない。2時間も必要ないようなストーリーなのに、むりやり2時間枠を取ってるから、途中で話がだれちゃって、少し寝ちゃった。
唯一の収穫は、糸村さんと村木さんが京都府警へ異動になったことくらいか。京都といえば、いろんな刑事ドラマやサスペンスで舞台になる所だよねぇ。科捜研の女も京都府警だった気がする。たまには岐阜県警とか、今までやったことないような所でやればいいのに。せめて大阪府警だな。大阪弁丸出しで、お節介な大阪のおばちゃんが登場したりする刑事ドラマ。ダメか。西村京太郎サスペンスに出てくる山村紅葉みたいになっちゃうか。