こころの元気+ 2020年5月号

今号で気になった企画は、質問コーナーの『近所づきあいで困っています』というもの。相談者は、近所の人とうまく関係が築けず、お困りの様子だ。

この質問コーナーの回答で、もっとも目立ったのは「挨拶をしよう」だった。私もそれに賛成だ。
私は今の住所に40年以上住んでいるので、近所の人は子供の頃から知っている顔馴染みばかりだ。隣の家のおばさん(年齢的にはおばあちゃん)なんか、会うとハグしてくるw 少し離れた町内に住んでいる、母の趣味友達の人とも、自然と仲良くなる。最初は「Aさんちの娘さん」と言われていたのが、いつのまにか「erikoちゃん」と呼ばれるようになっていたりする。
まぁそういう感じなので、うちは近所づきあいは良好です。これはひとえに母の努力によるものが大きくて、母が昔から近所の人に挨拶を欠かさなかったので、それが受け入れられて良好な人間関係が出来あがり、それに私が乗っかっているだけの話なのだ。

唯一、真正面に家の人と上手くいかないのが悩みだ。
この家の人は10年くらい前に引っ越してきて(それまでは畑だったので、誰も住めなかった)、この周辺では「かなり新しい住人」という扱いになっている。
古い地域なので、それだけでも警戒されているんだけど、この住人(Aさん)はかなり癖が強く、同様に癖が強くて地域で孤立している住人(Bさん)と、越してきて早々、盛大に罵り合う大ゲンカをしたことがあった。
それ以来、周辺住民はAさんにもBさんにも、腫れ物に触るような扱いをしていて、挨拶は当然するんだけど、それ以上の立ち話等は一切無く、本当に最低限の付き合いしか無い状態になっている。

もちろん、気が合わないなら深く付き合わなければ良いだけの話なんだけど、Aさんはこちらの挨拶をたまに無視することがあって、カチーンと来る。せめて挨拶くらいはしろよ、と思ってしまう。
ちなみにBさんは、挨拶をしても絶対に返してくれないことが、小学生くらいの頃に分かったので、それ以来挨拶をしたことは無い。

今号に戻って、相談者は「出て行け」とまで言われているので、関係修復は難しそうだ。うちとAさんとの関係修復というか交流も、かなり難しい気がする。
これはもう諦めて放置するしか無いのかねぇ?