メンクリの通院日 ロナセンが元に戻った

昨日はメンクリの通院日だった。相変わらず空いていた……。

診察では、「明らかに食欲が出て体重が増えた」「疲労感が強い」「眠気が耐え難い」「注意力が落ちていて、生活訓練の作業に集中できない」「脳内会話は止まらない」「買い物衝動が激しい」等々を話した。
特に、「眠気が酷いわりに脳内会話が止まらないのはつらい」と話すと、主治医は「それは苦しいですね、ロナセン止めましょう」と言って、バサッと打ち切られた。「飲んでても症状が出るんじゃ無駄になるだけだしね」とのことだった。

私としては、脳内会話が止まらないことを話したら、「もう少しロナセン増やしてみる?」と聞かれるかもしれない、と思っていたので、肩透かしを食らった気分だった。意外と良い医師なのかもしれない。

主治医はもう少し今の処方を改善したいみたいだったけど、デパケンはこれ以上増やすと過食が顕著になるので増やしたくない。リーマスは血中濃度が治療域にあるので問題無い。ラミクタールはもう1錠追加したら薬疹が出たので増やしたくない。
という感じで、双極性障害の薬としては出来ることはすべてやってある。

問題は統合失調症のほうで、やはり脳内会話や考想化声のようなものがこびりついていて何を飲んでも離れない。
定型抗精神病薬だったらどうなんだろう? 以前1回なにか飲んだ気がする、と思って調べたら、セレネースを飲んでいた。しかし、それもめちゃくちゃ眠くなってしまって、挫折していた。定型で眠くならない薬って無いんだろうか?

それにしても主治医もだんだん私に慣れてきたのか、緊張感が良い意味で薄らいできたように感じられた。やっぱり精神科医も人の子なんだね。精神病患者に丸腰で対峙するのは怖いのかもしれない。
言われてみれば、初診の時は目に眼鏡+ゴーグルをしていたし、ガタイが良いと思っていたのも、白衣の下に防刃チョッキを着ていたのかもしれない。ちなみに昨日の診察では白衣の前を開けて無防備だった。

でもやっぱり10分診察は寂しいなぁ。雑談とか無いのかなぁ。次の患者も来ていないんだし、雑談したい。生活訓練のこととか話したい。