こころの元気+ 2021年12月号

今月号の特集は『睡眠薬・抗不安薬等ベンゾ系薬剤とのつきあい方』だった。
私もベンゾ系はサイレース(ロヒプノール)を飲んでいるので、他人事では無い。しかし、今のクリニックの方針なのか、今まで3人主治医が交代したけど、誰1人として抗不安薬は出してくれなかった。今はその方針が良かったのだと思っている。

ベンゾ系の離脱作用って何だろう?と、ずっと思っていたんだけど、極度の不眠や減薬の難しさ、記憶力が落ちる等の認知機能の低下などなど、結構いろいろあるみたいだ。もしかしたら私も該当しているのかもしれない。
実際、眠気が凄いからサイレース無しで寝られそう、と思ってベッドに入っても、寝付くことがまず難しかったり、寝られても1時間くらいで起きてしまったりして、睡眠が安定しなかった。これ離脱作用なんすかね?

私の場合は、ベンゾ系以外の睡眠薬も試しはしたが、まったく合わなかったのでベンゾ系に戻った経緯がある。
「必要悪」という言葉があるが、私にとってベンゾ系睡眠薬はまさに「必要悪」なのだと思う。

ただ、ベンゾ系を「安易に」抗不安薬として使うのは、勝手な話だけど、私は反対だな。
投稿にもあったけど、「不安が治まるまで飲み続ける」って人がいる。いわゆるODだ。睡眠薬でそれやる人もいるかもしれないけど、抗不安薬のほうが多いような印象がある。
私が抗不安薬を処方してもらえなくて、リスパダールの液剤で対処しろ、と言われているから、余計にそう思うのかもしれないけど。
あと、母が皮膚科から抗不安薬を毎食後飲むように処方されていて、なんで精神科でも心療内科でも無い診療科の医師が、軽々しくベンゾ系を処方してるんだよ、って思ったのもある。安易な処方が多すぎるよ。今は指導が入ったみたいで、1錠減らされたとは聞いたけど。

次に『じょうずにかわす怒りの気持ち』コーナー。
これは、最近トラブルの元になる母と直接あまり話していないので、トラブルになりようが無いと言うか。あんまり怒っていないかな。
昔のことを思い出して、頭がカーッとなったりもするけど、以前のこのコーナーで取り上げられていた「今の自分には関係無い」を思い出すのと、アンガーマネージメントだったかな、怒りを感じたら6秒数えて頭をクールダウンさせる、を実践して、やり過ごしたりしている。

『双極性障害 私の打ち手』は、「生活の記録を付けるといい」と書いてあった。
言いたいことはすごく分かるし、良いんだろうな、とも思うんだけど、私の性格的に続かない……。面倒くさい。
今現在、スマホのGoogleスプレッドシートで記録しているのが、基礎体温、排便状態、気分メーターの3つだ。

基礎体温は婦人科的な観点から付けているのだけど、やたらイライラしているな、と思ってグラフを見ると、生理前だったりしているので、それなりに役に立っている。
排便状態は、まぁ普通の人には関係無いだろう。排便を薬でコントロールしているため、「便秘何日目だっけ?」「下痢続きすぎじゃない?」等々を把握するために付けている。
気分メーターは、気分の状態を-5~+5の数値で入力し、グラフ化している。以前は結構波が大きかったけど、最近は比較的安定してきたように思う。
これで手一杯。何時ごろ何したとか、無理。

でも生活訓練へ通うようになって、事務所でバイタルチェックをさせられるので、それが健康管理の一つになっているかな、とは思う。
就寝時間・起床時間を書く欄があるので、だいたいの時間は把握しておかないといけない。毎日寝る時間・起きる時間が一定なら苦労しないけど、まずバラバラなので、これが健康に良くないのかなぁ、とかは思ったりする。
毎日通所するとなったら、睡眠時間の管理をもっと厳しくやる必要があるだろうし、もう少し気にしたほうが良いかな。