デジタル画を制作中

数日前から某公募の絵画作品を描いている。
今回は透明水彩画ではなく、デジタル画にした。はじめは透明水彩でいこうと思ったんだが、公募の条件に「デジタル画像」とあって、アナログな紙では受け付けてもらえなかった。
当初、透明水彩を描いてスキャナで読み取ってデジタル化すればいいかな、と思って試し描きしたのだが、スキャナの精度が悪すぎて、色の再現度が非常に悪かったため、スキャナでの読み取りは諦めた。

しかし、下絵からすべてデジタル画像は経験が無い。そのため、いったん水彩紙に手書きで下絵を描いた後、それをスキャンして、色塗りはGIMPでやることにした。
下絵自体は昨年末には仕上がっていて、あとはもう色を塗るだけなんだけど、GIMPで絵を描く方法がよく分かっておらず、下絵にレイヤーを重ねまくってペンのサイズを極小にしたりして、試行錯誤を重ねていた。

2日間作業してみて、作業が一向に進まないし、塗り方も汚いし、これはちょっと応募するのを躊躇するなぁと思ってしまった。
そこで、今更だけどGIMPやPhotoshopでの絵の描き方を検索してみたら。普通は枠となる線を独立させるものらしい。線で周囲を囲ったあと、塗りつぶしで色を塗っていく、みたいな。なんか私のやり方は間違っていたみたい。

そこで今日は下絵の上に「下絵」のレイヤーを作り(名前が同じで分かりづらいw)、枠線を鉛筆で縁取る作業をした。
塗りつぶしで絵を描く手法は想定していなかったため、線と線が離れている部分も多く、そのあたりはGIMPで描きながらその都度修正していった。

あ、GIMPの操作はペンタブでしています。マウスではありません。
今のPCを買った頃だっただろうか、猛烈にペンタブが欲しくなって、Intuosを衝動買いした。しかし、そのあと絵画教室へ通うようになって、ほとんど使わずデスクの上に置いたままだった。それが今回、活躍している。捨てないで良かった。

今のところネックになっているのは、作業時間かな。1日3時間が限度っぽい。3時間くらいで右手の小指側面が痛くなってくるのと、集中力が切れて作業が続かなくなってくるのと、目がショボショボしてつらいのと。このペースで締め切りまで間に合うのかなぁ?