人物画が難しい

今日は日がな一日、絵を描いていた。今回はPCでの制作だ。

GIMPで描いているんだけど、これはいわゆるお絵かきソフトでは無いようで、確かに「鉛筆」や「消しゴム」などのツールは揃っているものの、いざイラストを描いてみると全然うまくいかない。
人物イラストを描いている方が使用しているソフトで、よく見かけるのが「CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)」なんだけど、やっぱりそういう専用のものを使わないと、それっぽい仕上がりの絵にはならないのかなーとか思ったり……。

そもそも私がGIMPの機能を使いこなせていない、という理由もあるんだろうけど、多分GIMPでペン先の強弱を付けたりするようなことは無理だと思う。
っていうか、もしかしたらクリスタを使っても、私の安いペンタブには筆圧感知機能は無いかも。いやしかし、こんなことのためだけにクリスタとか買ってられないんだよなぁ。
と思って公式サイトを見に行ってみたら、Pro版の一括払いが5000円だった。あれ、安い。PhotoshopやIllustratorみたいに何万もするのかと思ってた。うーん、悩むな。

でも、今回の制作は締め切りがあって、今頃買っても間に合わないから、もういいや。個人的にはアナログな水彩画のほうが微妙な色合いとか出せて美しいと思うし。
PCで描いても、持っているプリンターが業務用じゃなくて普通の一般家庭用だから、綺麗に印刷できないんだよね。グラデーションなどの細かい表現は全部潰れてる。

それで今回描いているのは人物画なんだけど、若い頃に描いていたのはモノクロだけで、着彩したことが無かったので、今回そこらへんで盛大につまづいている。人体の陰影が異様に難しい……。
まず色味が合わなかったようで、陰影を付けたところが浮いた。じゃあ今度は色を薄めにするか、と淡くして印刷したら、色が薄すぎたのか飛んでしまい、陰影がまったく印刷されてない。
確認するために今日1日で10枚以上コピー用紙を消費してしまい、もうこれ以上はもったいないだろ、と思って、今日の作業は終わりにした次第。

こんな中途半端なものを提出するのは気が引けるけど、参加することに意義があると思うので、今回はこれで出すわ。
にしても、自分の限界というか、実力不足をまざまざと見せつけられた、思い知らされた、という意味では、非常に得るものが大きかった。