こころの元気+ 2022年4月号「メンタルヘルスあるある!」

今月号の特集は『メンタルヘルスあるある!』だった。
正直言って、私は「薬で太る」「お風呂に入れない」「偏見が凄い」くらいしか思いつかなかったんだけど、雑誌にはたくさんの「あるある」が掲載されていて、自分の発想の貧困さを思い知った。

全部を挙げていたらキリが無いので、いくつかだけど。
しょっぱなの「オウスケのあるある劇場『絶好調』」で爆笑してしまった。面白すぎw 自分にもこういう経験があるから、やっぱりこれ私だけじゃないんだ、と安心した。
「身体症状は精神的なものにされがち」も経験あるので、分かるなぁ~と頷きながら読んだ。
「症状を理解してもらえない」も分かる。双極性障害だと、家族の理解も「健常者にだって波はある」というくらいで、ややもすると「ワガママを言っているだけ」と受け取られかねないことが結構ある。

「子ども扱いされがち」もあるかな。一番多いのは、福祉職員が利用者にためぐち。利用者のお陰で職員が飯食えてるの分かってるのかなぁと思うけど、多分職員のほうは、この施設があってありがたいと思え、って感じなのかも。
「薬の数で症状の重さを判断する」ってのも、やられたことあるなぁ。ストレートに「薬、何錠飲んでるの?」って聞かれた。いちいち数えた事無いから知らないよ。種類とミリ数は把握しているけど。暇だね、って感じ。

あとは、これはちょっと……と思ったのが、多分親御さん、それもお母さんだと思うが、息子の性機能障害について言及している投稿。申し訳ないが、かなり気持ち悪いと思ってしまった。
これが女性だったら、父親に「生理が来ない」とか、もう少しぶっちゃけて踏み込めば、「感度が落ちた」「不感症かも」みたいなことを言ってる、ってことでしょ? 無いわー。絶対ありえない。
百歩譲って医師には言っても、家族には普通言わないだろう。家族に言うほうが恥ずかしいよ。

今月号の感想はちょっと長いので、これでいったん切ります。続きあります。