メンクリの通院日 焦らない

2週間ぶりのメンクリの通院日だった。
私の作業所が休みではなかったため、世間はお盆休みだということに気が付かなかった。バスのダイヤも、平日ダイヤだと思って出てきてしまい、バス停に着いて焦ったが、結果的には平日ダイヤだったのでホッとした。

メンクリの待合室は1人しか居なかった。やっぱり普通の人は休みを取っているのかな?

診察では、最初にブレインバンクの話をしたのだが、話し始めてすぐに主治医が露骨に嫌そうな態度を取ったので、ビビった。なんかこの話はしないほうがいいのかな、と思いつつ、「先生はこういうのどう思われますか?」と伺ったら、「どうって、良いも悪いもありません。なんとも思っていない。興味が無い」と早口で言われてしまい、泣きそうになった。
私はこの話をしたことを深く後悔した。この医師には、相談して良いことと悪いことを事前に綿密に考えなくてはいけないようだ。

そのあとは、すぐに気持ちを切り替えて、作業所の話をしたり。新しい所はやりがいもあるし楽しい、生活にハリが出たとか。反面、仕事の難易度が高いのにほかの人と同じ工賃で、やりがい搾取も感じるとか。
職員との打ち合わせも多く、込み入った話をすると脳が活性化されるのか、神経が高ぶって夜寝られなくなる。そういう時は頓服を2個飲んでいるとか。
みたいなことを話したら、「新しい環境だから負荷も高いし、慣れていないだけでしょう」と優しく言われた。さっきの不機嫌はどこに行ったのか?と思った。

「毎日定時に指示された作業をする」ということが久しぶりだったため、また今までの作業所では行われていなかった作業をしているため、「慣れていない」というのは大きい問題だな、と主治医に言われて改めて気が付いたことだった。
これで「慣れるまで頑張ろう」と思った。

ところが、職員から「締め切り無いからのんびりやってね」と言われていて、最初は頑張りまくっていたけど、すぐに疲れてしまったので、悪いなと思いつつのんびりやるようにした。
みたいな話をしたら、「それで良いんですよ。続けることが大事ですから」みたいなことを言われた。

それなんだよなぁ。続けることが大事。
そして、週1日150%の力より、週4~5日60%の力のほうが、受けが良いことに最近気が付き始めたというか、身に染みて分かってきたというか。
こういうことを今まですべての事業所で言われまくっていたけど、作業内容が自分の特性に合わなさすぎて、どうにもできなかった。
でも今の所は積極的に作業をしたいと思うし、実際最初から週3日利用にしている。慣れれば週4日に増やしたいと思っているし、それは多分できるとも思っている。

あとは、経緯は忘れたが「焦らないで」と言われた。作業を進めるのも、何かを決めるのも。私のことだから、またすぐに作業所を辞めるのではないかと思われているんだろうなぁ。
まぁ何かあっても「焦らない」という言葉を思い出して、おかしな判断をしないようにしたい。

結局、今日の診察はそもそもあまり話したいことが無かったのもあり、初めて5分程度だったと思う。いつもは10分くらいなのに。