紹介制の価値

本当に良い物・人・サービス等って、軽々しく他人に紹介したくないもんなんだなーと、最近思っている。

今通っている絵画教室は、いまどき公式サイトも無ければ公式SNSも無い。何も宣伝していない。
教室は先生の自宅であるマンションでやっているけど、看板が一切出ていないので、知っている人しか知らない。
いや正確には、マンション住民は知っている。子供を含めて、あらゆる年齢層の生徒が出入りするので、ご迷惑をおかけします的な意味で、挨拶はしてあるらしい。それだけ。

この教室を、今までに1人だけ紹介したことがある。以前利用していた作業所の所長さんだ。色々あって所長さんが精神的に参っている様子だったので、癒しになればと思って紹介した。
それだけが理由ではない。所長さんも絵が好きで、学生時代は美術部だったらしい。そういう背景もあり、「この人なら、通う通わないは別としても、紹介して先生にご迷惑をおかけするようなことにはならないだろう」と判断した。

そう、紹介するときって「この人は先生に迷惑をかけるような人か?」という条件が一番大きいんだよね。
いくらお金を積まれても、泣いて懇願されても、紹介するにふさわしいと思った人でないと、紹介しない。
むしろ逆にそういうことをするような人は、信用できないから絶対に紹介したくない。

今の作業所も考え方は一緒で、時々愚痴ってはいるけど、作業自体はとてもやりがいがあるし、工賃も良いので、満足している。そして、やはりここも誰彼構わず紹介したい施設か?と聞かれたら、人を選ぶと答えたい。
例えば、作業所の事務所はGoogleMapにも載っているけど、誰も口コミしていない。私もするつもりは無い。変な人に来て欲しくないから。
それこそ本当のローカルなクチコミで広がれば良いと思っている。私の場合だったら、相談支援専門員さんの紹介だったけど、そういう福祉従事者から紹介されるパターンが一番良いと思っている。

そして、「自分がもし紹介するなら」という立場で考えた時、まず条件として挙がったのが「通所・在宅利用を簡単に休まない人」だった。簡単に休む人には紹介したくない。紹介したほうの信用が無くなるから。
絵画教室は変な話、お金を払う側だから、休みたければ自由に休めるけど、作業所はお金をもらう側だから、週1日しか通わないとか、眠いから休むとか、そういう人にはちょっと紹介できないかな、と思った。

世の中、紹介制の物・人・サービス等って結構あるけど、それなりに意味があるんだなぁと思った次第。

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