メンクリの通院日 幻聴のせい?

昨日は新年初メンクリ通院日だった。日中は作業所の作業をして、夕方行ってきた。

診察では、「作業所の職員さんと話した内容などから考えて、緊張してお腹を壊したり、イライラしたりする原因の1つが、幻聴なのではないか? という仮説を立ててみたのですが、どうでしょうか?」みたいな話をした。
私は医師ではないので、これが幻聴かどうか判断ができないし、断定もできないけど、特に職員さんから言われた「その(攻撃的な)発言って、実際に言われたんですか?」という問いかけに、まったく反論できなかった。冷静に考えてみれば、言われていない気がする。面と向かっては言われていない。ただ、私が勝手に「言われた気がする」と考えていただけで、ZOOM画面から聞こえたわけではない。

というような話をすると、主治医は「幻聴は、ハッキリ聞こえる場合もあるし、なんとなく『言われた気がする』『聞こえたような気がする』といった曖昧な場合もあるんですよ。そこが難しいところなんですよね」と言っていた。
そのあたりの話をしばらくしていて、私が「これって治らないんですか?」と聞いたら、主治医は「治りません。今日話したような感覚があったら、『理性的に判断して、これは現実じゃない』と思い出してください」と言われた。
このセリフ、何度か言われているんだよな~。理性的に、って。その前は、推測して、だったかな。なんか決めゼリフなのかな。

私の場合、双極性障害の薬も飲んでいるし、これ以上ラツーダやロナセンを増やすのは無理だと言われた。実際、一時増やしたこともあったが、鎮静がかかりすぎて何もできなくなったので、肉体的にもこれが限界なのだと思う。
「意識や考え方、受け取り方、認知を変える練習をしてみてください」とも言われた。いわゆる認知行動療法が該当するケースだ。
そういえば昨年、過敏性腸症候群の改善に認知行動療法をしたい、と言ってたっけなぁ。これ、過敏性腸症候群だけじゃなくて、統合失調症の幻聴・妄想にも効くのかも。
今年こそ可能なら認知行動療法を受けたい。

あとは、相談支援専門員が代わったことについて、「よくあることなんですか? 嫌われたから代わったと思ってます」と言ったら、「専門職だから、個人の好き嫌いで交代は絶対にありませんよ。よくあると言えばよくあります」と言われた。とりあえず納得した。

母から「うちにはもう金が無いから、早く就職して自立してほしい」と言われていることも相談した。
「今すぐ就職って無理ですよね?」と聞いたら、即答で「無理です」と言われ、内心ちょっと傷ついたけど、まぁ現実問題、作業所の利用が毎日できないのに就職もクソもあるわけない。
母親には「すぐに就職は無理だから、長い目で見守ってほしい」みたいなことを言っておいてください、と主治医から言われた。
マジで一回母親にはメンクリに来て主治医から説明を受けてほしい。前から言ってるけど、精神科にすごい偏見があるようで、絶対に来ない。

それから、父親の話し声が何を聞いても「殺してやる」「殺す計画を立てている」ようにしか聞こえなくて、怖くて声が聞こえた瞬間、体が硬直してしまう、という話もした。以前にも何度か話していると思う。
これに関しては、否定も肯定もせず、聞き流す感じだった。ただ、マスク越しに分かるほど表情が難しそうな感じだったので、なにか考えていたのかもしれない。

最後に、「あ、忘れてました。あけましておめでとうございます」と言ったら、主治医は「あ、はい。ありがとうございます」ってうろたえていたw カワイイ。