大腸内視鏡検査をしてきた-1

昨日、大腸内視鏡検査を受けてきた。

約10年前に別の病院で受けたことがあり、その際の経験から、めちゃくちゃな頻度で排便することが分かっていたので、24日夜から私宅へ泊まり込みで準備していた。

24日21時に「前日の下剤」を50g(コップ2杯の水に溶かした)飲むことになっていた。これがヤバかった。
30分くらいで猛烈な便意に襲われた。この段階では、多分23日に食べたものがまだ腸内に残っているはずで、便もしっかりしており、それ故にいろんな所が痛かった。
そして、下剤を飲んで2時間経った23時になっても、便意は止まらなかった。まずい、このままでは翌朝起きれない……。

まぁ23時の段階ともなると便もかなり緩くなっていて、お尻の負担は減っていたんだけど、脱水予防で交互に飲んでいたアクエリアスですら飲んで数分で出ていく状態だったので、就寝前の薬を飲んでも全部出ちゃったんじゃないかと思う。全然眠くならなかった。
というわけで、頓服のリスパダールは2個飲んだ。飲んだ後も、数回トイレに行っていた。マジで地獄。

ところが、本当の地獄は翌日25日に訪れた。
今度は食事も無いから、めちゃくちゃお腹が空いている。その空きっ腹にまず精神科の薬を入れる(これは検査する病院の指示)。30分経ってから下剤を1.8L飲むわけだ。うん、1.8Lです。約2Lです。ペットボトルのでかいやつ1本分です。それを1時間以内に飲み干せと。無理だろ。

でも、とにかく飲めということなので、死ぬ気で飲んだ。200mLの分量が量れる紙コップも付いてきたので、それで量って飲んでいたが、200mLを飲み切る前にトイレへ行くなどひどい有様だった。
そのうえ、ウォシュレットを使いすぎたせいか温水洗浄便座がエラーを起こして停止してしまった。便座も温かくならないし、ウォシュレットも水が出ない。なんのために私宅へ移動したのか? フタも自動で開く作りだけど、開かないので手動で開けた。はぁ……。

しかし、かなりの回数を排便しても便に色がついていて、このままだと検査できないのでは?と段々不安になっていった。
色の無い便になったのは、10時とか11時とか、それくらいだったと思う。お尻は拭きすぎて痔とは違う意味でめちゃくちゃ痛いし、こんな地獄の思いをしないと検査できない大腸内視鏡検査って何なんだろう?と思ったり。