認知行動療法 5回目

認知行動療法(CBT)の5回目。かなり疲れていたので行くのが嫌だったけど、予約を入れているので行ってきた。

出された宿題があまりうまくできず、どうやって報告しようか悩んでいた。多分このせいでお腹の調子が悪く、また出かける直前までトイレにこもっていた。
カウンセリングルームに入って、まず直近の話として仕事が忙しかったことを話した。納期に間に合って社長にすごく感謝されたと話したら、「そのときどう返しました?」と聞かれたので、「いやいや、私なんかの仕事でよろしければー。とんでもないですー。たいしたことしてませんー。みたいな」と返した。
するとセラピストが即「ほら、そこで自己否定してる」と言うではないか。思わず「あっ」と声が出た。こんないきなりCBTが始まるとは。

セラピスト曰く、感謝されたり褒められたりしたことに対して、「そんな全然大したことありません」という行き過ぎた謙遜は、相手の言ったことを否定していることにもなるんですよ、とのこと。言われてみたらそうだなぁと思った。
褒めてもらったら素直に「ありがとうございます」が言えるようになりたい。

その話を結構していたら、時間をくってしまったみたいで、前回の続き、ストレスコーピングの宿題の見直しをやってもらった。
ストレスコーピングつまりホッとする行動はできたかな?という話だが、ルーティンになりすぎてあまりホッとできなかった……。

でも、今冷静に考えたら、週5日勤務でも乗り切れたのは、積極的にストレスコーピングを実践していたからではないか?と思う。ストレッチ、お気に入りのコーヒーや紅茶を飲む、意識的に手を洗う回数を増やす、静かな音楽を聴く等々。
特にストレッチは効いている気がする。「The・1日の締め」って感じがする。これ今度報告しよう。

あとは、前回の「認知再構成法」の紙に追記してくる宿題だが、これにかなりネガティブなことを書いてしまった。それに対して、セラピストから何か言われるんじゃないか?と不安になり、お腹の調子が悪くなったのかもしれない。
と相談したら、セラピストは「そういうことは一切気にしないで。ここで話したことは一切怒らないし、否定しないから。正直に書いてくれたほうが治療に繋がるから」と言われ、かなりホッとした。
私は、高いカネを払って来ているわけだから、元を取るつもりで全部書いたけど、やはり何か言われるのが怖くて書けない人もいるようだ。

さて、このネガティブ衝動に関して、セラピストは私が「(誰かから)人格否定された」感じているせいだ、という説明をした。うーん、これ結構当てはまるんだよなぁ。
自分に自信が無いから、何か1つ指摘されるとそれが全部自分を否定しているように感じる。そしてネガティブ衝動を起こす。分かりやすい。
この「認知再構成法」は本当に分かりやすくてお勧め。

そんなこんなでかなり時間が押していたらしく、セラピストが「宿題は~」と言い始めた。
コーピングの認知と行動に対して書いてきてほしいようだったが、セッションの段階で全然何1つ浮かばず、「ちょっと無理そうです」と答えた。
すると、コーピングの実践と試行錯誤、どれが最も効果的だったか等をやってみてほしい、と言われた。

排便に関しても記録を取っていたんだけど、やはり朝食直後以外に、仕事直前、昼食直後、仕事再開直前、出かける直前、入浴前、身体科の服薬直前、と何か動く直前でトイレへ行っているので、明らかにおかしい。普通の人はこんなに何回も排便しないだろうよ。
ほんとつらい。